Tシャツを簡単・きれいにたためる方法を解説!収納のコツもご紹介2024年12月17日 公開
Tシャツは多くの人に馴染み深いファッションアイテムですが、その収納方法に悩んでいる方も少なくありません。
タンスやクローゼットにTシャツを詰め込んでしまい、着たい時にシワだらけになっていたり、探すのに時間がかかったりすることも多いですよね。
そこでこの記事では、Tシャツのスマートなたたみ方をご紹介します。クローゼットのスペースも時間も有効活用し、シワのないTシャツを着こなしましょう。
旅行時のパッキングや衣替えで長期間しまっておく際にぴったりのたたみ方も解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
Tシャツを素早く美しくたたむ基本テクニック
Tシャツを美しくたたむことは、見た目だけでなく収納効率も高める重要なスキル。基本的なテクニックを押さえれば、誰でも簡単に素早くたたむことが可能です。
ここではクリアファイルを使用した簡単な方法や旅行の際のパッキング向けなど、様々なたたみ方をご紹介します。
この基本テクニックを身につければ、日々の衣類管理がぐっと楽になるはず。Tシャツを美しくたたむことは、衣類を大切に扱う第一歩であり、同時に整理整頓の習慣づけにもつながります。
基本のたたみ方
手順が分かりやすい、基本的なたたみ方をご紹介します。
【手順1】Tシャツを平らな面に広げ、袖を内側に折りたたむ
【手順2】Tシャツの裾を襟の位置に合わせて折り上げる
【手順3】完成
【手順4】さらにコンパクトにたたみたい場合は、もう一度折り上げて四つ折りにする
お気に入りのTシャツを長く着るためには、丁寧な取り扱いが必須。
シンプルながらきれいにTシャツを保つことができる基本のたたみ方を、ぜひ実践してみてください。
5秒で完成!ショップ風のたたみ方
ショップの店員さながらのプロの技を、わずか5秒で習得できる画期的な折り方をご紹介します。
この方法を使えば、Tシャツを美しく整然とたたむことができ、まるでブティックのディスプレイのような仕上がりに。やり方は下記のとおりです。
【手順1】Tシャツを平らな面に広げ、自身の右手側に襟がくるよう横向きに配置する
【手順2】肩から裾にかけての直線を目視で3等分し、右手で肩側、左手で中心の点を持つ
【手順3】そのまま右手を裾側にクロスさせ、裾側の点も一緒に持つ
【手順4】左手を引き抜き、Tシャツを持ち上げて少し揺らして形を整える
【手順5】もう一度Tシャツを置き、はみ出ている袖部分をたたむ
【手順6】完成
手が交差したり、持つ点が多かったりと慣れるまでは少し手間取ってしまうかもしれませんが、コツを押さえれば一瞬でTシャツをきれいにたたむことが出来るようになります。
3点の取り方が難しいうちは、クリップなどで目印をつけると分かりやすいですよ。
たたむ時間や手間を減らすことが出来れば、クローゼットもきれいな状態で維持できるはず。
実際にアパレルショップでも使われているこのたたみ方を試してみてくださいね。
クリアファイルを使った簡単&きれいなたたみ方
より丁寧にサイズを揃えてTシャツをたたみたいなら、クリアファイルを使った方法がおすすめ。
A4サイズのクリアファイルを使用することで、誰でも簡単に均一な大きさでTシャツをたたむことができます。
【手順1】Tシャツを平らな面に広げ、クリアファイルをTシャツの中央に置く
【手順2】クリアファイルの幅に合わせてTシャツを折り込む
【手順3】細長い長方形ができるように袖をたたむ
【手順4】下部をクリアファイルの下端に合わせて折り上げる
【手順5】クリアファイルを取り除いて完成
クリアファイルを使ったたたみ方は、Tシャツ以外の衣類にも応用可能です。パジャマやポロシャツなど、様々な洋服に活用できるため、クローゼット全体の整理にも役立ちます。
簡単でスマートなこの方法を習得すれば、日々の衣類管理がより効率的になることでしょう。
目的別 Tシャツのたたみ方
Tシャツのたたみ方には様々なバリエーションがあり、目的に応じて使い分けることで効率的な収納が可能です。
旅行や出張時、長期間の保管など目的によって最適なたたみ方は異なります。
これらのたたみ方を使い分けることで、Tシャツの管理が格段に楽になり、衣替えや旅先での着替えもスムーズになるでしょう。
自分のライフスタイルに合わせて、最適なたたみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
旅行や出張に便利なミリタリーロール
旅行や出張時に限られたスペースを最大限に活用するためには、Tシャツをくるくると巻いてたたむ「ミリタリーロール」がおすすめです。
【手順1】Tシャツの裾を10cmほど折り返す
【手順2】胴の部分を左右から3分の1ずつ内側にたたむ。
※このとき、袖を折り返すことを忘れないように注意
【手順3】細長い長方形が完成したら襟元からくるくる巻いていく
【手順4】最初に折り返した裾を全体に被せる
【手順5】完成
名前の通り軍隊などでも使用されていたこの方法を使えば、スーツケースやバッグの中に多くのTシャツを効率的かつしわを少なく収納することができます。
また、この方法はTシャツだけでなく、他の薄手の衣類にも応用可能です。
このミリタリーロールを習得すれば、より多くの衣類を持参でき、旅先での服装の選択肢が広がります。
旅行や出張の際に、ぜひこの方法を試してみてください。
長期保管に適したシワ知らずのたたみ方
長期間Tシャツを保管する際には、シワを防ぎつつ生地を傷めないたたみ方が重要です。やり方は下記のとおり。
【手順1】Tシャツを平らな面に広げ、左右から3分の1を目安に折り込む
【手順2】はみ出た袖を折り込んで縦長の長方形にする
【手順3】下から上へ二つ折りにする
【手順4】さらに半分に折って完成
この方法の利点は、折り目が最小限に抑えられ、長期保管後も美しい状態を保てることです。
さらに、たたんだTシャツを立てて収納することで、取り出しやすさと通気性を確保できます。湿気対策として、防虫剤や乾燥剤を一緒に入れるのも効果的です。
素材によっては、薄葉紙を間に挟むことでシワや色移りを防ぐこともできます。
特に大切なTシャツは、一枚ずつ不織布カバーに入れて保管するのがおすすめです。
これらの方法を組み合わせることで、長期保管後もTシャツを美しく保つことができます。
長袖Tシャツのたたみ方
長袖Tシャツのたたみ方は、半袖とは少し異なります。たたみ方は下記のとおり。
【手順1】右端から4分の1ほど折りたたみ、袖が胴部分と平行になるよう自然にたたむ
【手順2】左側も同様に折りたたみ、両袖部分が重なるようにたたむ
【手順3】裾から襟もとに向かって折りたたむ
【手順4】完成
この方法でたたむと、長袖Tシャツがコンパクトになり、引き出しや棚に効率よく収納できます。
長袖Tシャツをたたむ際は、素材によって多少の調整が必要な場合もありますが、基本的にはこの手順で美しく収納できます。
Tシャツの収納の悩みを解決するアイテム紹介
収納ボックスに入れるときは厚めにたたもう
プラスチック製の収納ボックスは比較的安価で入手でき、押し入れやクローゼットに合わせたサイズ選びがしやすい点が洋服の収納に適しています。
また、透明・半透明のものが多く中に何が入っているか分かりやすいというメリットも。
しかし通気性が悪くなりやすいため、除湿剤・防虫剤を同封したり定期的に中身に風を通したりといった対策が必要です。
収納ボックスにTシャツを入れて保管する際には、平置きのほかに縦置きの方法もおすすめ。
上から見たときにどのTシャツが入っているかが一目で分かるようになります。
ただし、高さのあるケースにTシャツを薄くたたんで縦置きしようとすると、自立できずシワになってしまう場合も。
縦置きする際は、前述の長期保管向けのたたみ方やミリタリーロールなど、ある程度の厚みを出して収納するのがおすすめです。
圧縮袋を使うときは衣類を詰めすぎない
Tシャツを衣替えなどで長期保管する場合は、圧縮袋の使用もおすすめです。
圧縮袋は、空気を抜くことでTシャツの体積を大幅に減らし、収納スペースを効率的に活用できます。
特に真空パック式の圧縮袋は、ポンプで簡単に空気を抜けるため、力いらずで作業ができます。
圧縮袋を使用する際はTシャツがシワにならないよう、袋内に衣類を詰めすぎず、また空気も抜きすぎないのがおすすめ。
長期保管している間にシワがついたままだと、取り出したときにアイロンでも取れないほど跡が残ってしまう可能性があります。
前述した「基本のたたみ方」であれば、ある程度薄いため何枚か重ねて収納できるでしょう。
圧縮袋は何度でも使用できる商品がほとんどなので、買い替えの手間やコストがかからないのもメリット。
布団やコートなどのかさばるものだけでなく、Tシャツやほかのファッションアイテムにもぜひ活用してみてください。
まとめ
Tシャツのたたみ方と収納テクニックを学ぶことで、衣類管理がぐっと楽になります。
基本的なたたみ方やショップ風のたたみ方、収納アイテムの使用方法など、ご紹介したテクニックを日常生活に取り入れることで、クローゼットや引き出しがすっきりと整理され、お気に入りのTシャツを長く美しく保つことができるでしょう。
これらの方法を自分のライフスタイルに合わせて取り入れることで、Tシャツ管理がより簡単で効率的になり、毎日の服選びも楽しくなるはずです。
2024年12月17日 公開 2024年12月17日更新