Tシャツのオンスとは?重さと厚さの関係を解説2025年1月31日 公開 

Tシャツを選ぶ時によく目にする「オンス」という単語。なんとなく厚さを示す単位であることは理解しているものの、実際の厚みや重さがイメージしづらいものですよね。
「5.6オンスってどれくらいの厚さなんだろう?」「数字が大きいとどんなメリットがあるの?」そんな疑問を持ったことがある人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、Tシャツのオンスについて詳しく解説します。
オンス表記からTシャツの厚みや重さをイメージできれば、自分の好みや用途に合わせて、最適な厚さのTシャツを選べるようになるはず。ぜひ参考にしてくださいね。

1オンスとは?オンスの基本知識

オンスはアメリカなどで使用されるヤード・ポンド法における重さの単位の1つで、アルファベットでは「oz」と表記されます。
1オンスとは、1平方ヤード(約0.84平方メートル)あたり約28.35グラムの重さのこと。
Tシャツや他の衣類では生地の重さ・厚さを表しており、数字が大きいほど生地が厚くて重さがあるということになります。

素材が同じTシャツでも、オンスが変われば手触りや着心地が変わるため、通販サイトやサイズ表などに記載されることの多い単位です。
ただし、オンス表記は生地の重さを示すものであり、必ずしも着心地や品質を直接反映するものではありません。素材や編み方によって、同じオンス数でも異なる質感や耐久性を持つことがあるので、選ぶ際は実際に手に取って確認するのがおすすめです。

Tシャツのオンスと生地の厚さの特徴

大抵の場合、オンスの数値が大きいほどTシャツに厚さが出て、小さいほど薄手になります。

オンスの違いは、着心地や使い勝手に大きく影響するので、自分の好みや用途に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、薄手や標準、厚手といわれる生地が何オンス程度なのかをご紹介。ぴったりの季節やコーディネートも一緒に解説します。

5.0オンス未満の薄手Tシャツは通気性抜群

薄手Tシャツは、主に5.0オンス未満の生地から作られることが一般的。その軽さと薄さが特徴的で、通気性に優れているので、汗をかきやすい環境で着るのに最適です。

また、生地が薄く着ぶくれしにくいため、重ね着やレイヤードスタイルにもおすすめ。動きやすく、汗を素早く吸収して乾きやすいので、スポーツウェアとしても人気です。コンパクトに折りたためる薄手Tシャツは、旅行や出張時など荷物を軽くしたい時にも重宝します。

ただし、5.0オンス未満の生地は透け感があるため、インナー選びには注意が必要。激しい色味や柄物のインナーが透けて見えると、ややだらしない印象を受ける場合があります。耐久性も厚手のものには劣るため、頻繁に着用すると生地が伸びたりよれたりして見た目が悪くなりやすいのも欠点といえるでしょう。

薄手のTシャツは軽くて涼しく、特に夏場は着る機会も増えますが、コーディネートがTPOに反していないか意識してくださいね。

5.0オンス〜6.0オンスのTシャツはどの季節も着やすい

Tシャツのなかでも一般的な5.0オンスから6.0オンスの重さの生地は、軽すぎず重すぎない絶妙な厚さで季節やシーンを問わず着やすいのが特徴。春や秋の涼しい時期に最適ですが、厚すぎないため夏でも快適に着用可能で、冬もインナーとして活用できる万能アイテムです。

耐久性も十分にあり、洗濯で型崩れしにくい点もうれしいポイント。体のラインも拾いにくくインナーも透けにくいため、年齢や性別を問わず多くの人が好んで着用しています。

普段着としてはもちろん、クラスTシャツやイベント用のユニフォーム・スタッフTシャツなど、プリントやカスタマイズをするTシャツとしても最適。品質と価格のバランスが取れていてコストパフォーマンスも高いため、オリジナルウェアを作成する際にも最適な厚さといえるでしょう。

5.6オンスヘビーウェイト
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6.0オンス以上の厚手Tシャツは耐久性が高い

6.0オンス以上の生地を使用した厚手のTシャツは、その分厚さと重さが特徴的。標準的な厚さのTシャツより耐久性が高く、アウトドアやスポーツなど激しい動きや摩擦にさらされる場面でも破れにくいというメリットがあります。また、保温性にも優れているため、寒くなる時期や冷房が効いた部屋での着用にも最適です。

厚手の生地が体のラインを拾いにくいため、体型カバーにも効果的。インナーも透けにくいのでコーディネートに合わせやすい厚さのTシャツであるといえるでしょう。

ただし、真夏や気温の高い場所での着用や、長時間の作業時の着用では暑さを感じやすい場合も。熱中症のリスクが高い時期・場所では注意が必要です。また、洗濯後の乾燥にも時間がかかるので、スタッフTシャツやクラスTシャツなど、連日で着る服には向きません。

厚手Tシャツはカジュアルなスタイルでありながら耐久性が高く、普段着や作業着、スポーツウェアとしても活用できる万能なファッションアイテム。季節や目的に合わせ工夫して着用すれば、長く愛用できる1枚になるでしょう。

オンスによるTシャツの選び方

生地の厚さや重さによって、通気性や触り心地は変わるもの。そのため、オンスはTシャツの着心地に大きく影響します。好みや目的に合わせたTシャツを選ぶためには、生地の重さによる特性の理解は欠かせません。

ここでは、オンスを考慮したTシャツの選び方についてご紹介します。快適で長く愛用できるTシャツを見つけるために、ぜひオンスにも注目してみてくださいね。

季節や用途に応じて選ぶ

Tシャツを選ぶ際、季節や用途に合わせてオンスを選ぶことが大切です。着用する際の気温や運動量を考慮し、生地の厚さを選びましょう。

夏場や暑い時期には、薄手な5.0オンス未満のTシャツがおすすめです。薄手で通気性が良く、汗をかいてもべたつきにくいので、暑い日でも快適に過ごせるでしょう。また、スポーツなど動きやすさが求められる場面でも薄手の生地は適しています。

一方、春や秋などの季節の変わり目には、標準的な5.0〜6.0オンスのTシャツが使いやすいでしょう。1年を通して着られる万能な厚さで、普段着としても、文化祭や体育祭などのイベントTシャツとしても使いやすく、様々なシーンで活躍します。

肌寒い時期や防寒が必要な場面では、厚手な6.0オンス以上のTシャツがおすすめ。保温性が高く、アウターと合わせて暖かさをキープできるでしょう。また、アウトドアなど激しい動きが予想される場面でも、耐久性のある厚手オンスが適しています。

このように、Tシャツのオンスを季節や用途に合わせて選ぶことで、より快適で機能的な着用感を楽しむことができます。自分のライフスタイルや好みに合わせて、最適な厚厚さのTシャツを見つけてみてください。

体型や好みに合わせて選ぶ

Tシャツを選ぶ際、自分の体型や好みに合わせてオンスを選ぶことが大切です。例えば、細身の体型の人が軽めのオンスのTシャツを着ると、スタイリッシュな印象を受けることが多いでしょう。5.0オンス未満のTシャツは体にフィットしやすく、スリムなシルエットを作り出すのに適しています。

一方、がっちりとした体型の人は、少し厚めのオンスを選ぶことで、体のラインを自然にカバーすることが可能に。6.0オンス以上のTシャツは生地にしっかりとした厚さ・重さがあるため、体型をカバーしつつ、高級感のある仕上がりになります。

また、個人の好みも重要な要素です。動きやすさを重視する人は薄手を、透けにくい生地が好きな人は標準~厚手がおすすめといったように、好みに合わせて厚さを選ぶと快適な着心地を味わえるでしょう。

体型や好みに合わせた自分に最適な厚さのTシャツは、きっとお気に入りの1枚になるはず。自分に似合う生地や好みがわからないうちは、様々なオンスのTシャツを試着し、自分に合ったものを見つけてみてくださいね。

まとめ

Tシャツ選びにおいて、オンスは非常に重要な要素です。オンスは生地の厚さと重さを表す指標であり、着心地や耐久性、季節適性に大きく影響します。薄手のTシャツは夏場や軽快な着こなしに適しており、標準的な厚さのものは1年中使えるバランスの良さが魅力。一方、厚手のTシャツは耐久性が高く、保温性にも優れています。

自分の好みや用途、体型に合わせてオンスを選ぶことで、より快適で満足度の高いTシャツ選びができます。季節や着用シーン、デザインとの相性も考慮しながら、最適な厚さのTシャツを見つけることが大切です。

オンスの意味や特徴を理解することで、自分に合ったTシャツを選ぶ楽しさが広がります。ぜひ、様々なオンスのTシャツを試してみて、自分好みの1枚を見つけてくださいね。

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2025年1月31日 公開 2025年1月31日更新

この記事を書いた人

あじ

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