オリジナルグッズの作り方と流れ|「ほしい!ノベルティ」の印刷工場に潜入!2022年6月10日 公開  2024年1月25日 更新

オリジナルグッズ作ってみた|「ほしい!ノベルティ」の制作・印刷現場に潜入!

はじめてノベルティや記念品などのオリジナルグッズを作るとき、どんな風に作られているのか、ちゃんと印刷してもらえるのか不安ですよね。

この記事では「ほしい!ノベルティ」の制作・印刷の裏側に潜入して、記念品やノベルティなどオリジナルグッズの作り方と流れをレポートします。

実際にノベルティを作ってみよう

今回は私、なべこが実際にお客様になりきって「ほしい!ノベルティ」でのオリジナルノベルティグッズ作成を体験。
オリジナルノベルティグッズがどのように印刷・制作されているのか、実際に制作・印刷現場の裏側に潜入します。

対応してくれるのは、いつも明るく笑顔が素敵な販売スタッフTさんです!

スタッフT

販売スタッフT
スタッフT
こんにちは!販売スタッフTです。
なべこさんのノベルティ制作・印刷現場潜入のお手伝いをさせていただきます。

ノベルティの作り方と流れ

ノベルティ作成の大まかな流れをまとめました。

ノベルティ作成の流れ

どのノベルティ制作会社でも基本の流れは同じです。
入金のステップのみ、前後することがあります。

STEP1.商品選び

まずは商品選びから体験。
今回の商品選びはこちらの条件にしました。


・イベントで資料を持ち帰る用のバッグ
・イベント後にも普段使いできる
・ロゴは目立ちすぎず、おしゃれな感じ
・数量は100個


バッグを作りたいと思っていたので、オリジナルエコバッグ・トートバッグのページを見て、コットンバッグに決定しました。


ほしい!ノベルティ オリジナルエコバッグ・トートバッグページ
10オンス・厚生地縦型B4コットントート(マチ付)【205シリーズ】ページ

しっかりしたキャンバス地で肩掛けができる10オンス・厚生地縦型B4コットントート(マチ付)【205シリーズ】は、「イベントで資料を持ち帰る用のバッグ」、「イベント後にも普段使いできる」の条件にピッタリでした。


販売スタッフT
スタッフT
掲載商品が多くて迷う時には下記の機能を使ってみるのがおすすめです。

目的・シーンで探す
周年記念や卒業記念、営業配布や訪問粗品などの具体的な目的やシーンにオススメの商品を探せます。

人気ランキング
人気のタンブラーやエコバッグなど商品別と周年記念、卒業記念などの目的別の人気ランキングから商品を探せます。

予算でピタッ!と君
予算・数量・印刷方法を入力するだけで、最適な価格帯の商品を探せます。


販売スタッフT
スタッフT
それでも迷ってしまうという場合には、電話での問い合わせも対応しているので、気軽にお電話くださいね。

STEP2.注文

商品が決まったらサイトで必要事項を入力し注文します。

担当スタッフは注文依頼が届いたら希望の商品の在庫があるか確認を行います。
在庫の確認が取れたら請求書が発行され、担当スタッフからお客様にメールで送付します。


販売スタッフT
スタッフT
初めに担当したスタッフが納品まで責任を持ってノベルティ作成のお手伝いをします。
担当者は専属になるので、リピートの際も引き続き同じスタッフが対応します。
前回のことを把握した対応ができるというのも「ほしい!ノベルティ」の強みです!
なべこ
なべこ
専属の担当者がいると、話が通じやすくて安心ですね

納品までの期間は入金とデザインデータ校了から2週間半~3週間程度です。
商品ページに印刷する場合のスケジュールが表示されているので、そちらを参考にしてみてください。


商品ページ下 納品までのスケジュール

販売スタッフT
スタッフT
表示されているスケジュールだと欲しい日に間に合わないという場合にはお問い合わせいただければ、印刷工場へスケジュールを確認します。
お気軽にご相談ください。

STEP3.データ入稿

「ほしい!ノベルティ」でのデータ入稿には3つの方法があります。


完全データ入稿
お客様自身がIllustratorやPhotoshop、CLIP STUDIOなどのデザインソフトで自由にデザインしたもの。
詳しくはこちら⇒完全データ入稿ページへ

デザインシミュレーター
特別なデザインソフトは不要。お客様自身でプロ用書体やテンプレートを組み合わせて、かんたんにおしゃれなデザイン作成できるデザインシミュレーター。写真やillustrator、Photoshopファイルのアップロードも可能。
詳しくはこちら⇒デザインシミュレーターページへ

データ作成サービス
ロゴや文字など印刷したい内容を担当スタッフに伝え、レイアウトや文字バランスなどのデータ作成はほしい!ノベルティで行なう方法。
詳しくはこちら⇒データ作成サービスページへ


今回はデザインシミュレーターを使うことにしました。
illustratorでデザイン作成したものをデザインシミュレーターに入れて、印刷の大きさや印刷色などを見て、出来上がりのイメージをふくらませます。


デザインシミュレーターの画面1

デザインシミュレーターは300種類以上のテンプレートやスタンプが搭載されています。
デザインの作成ができない人でも、自分のイメージに合わせて組み合わせることでかんたんにプロ級のデザインができますよ。


デザインシミュレーターの画面2

デザインのできあがり!


入稿されたデザインをチェックしているところ

できあがったデザインデータは販売スタッフが必ずチェックを行います。


ほしい!ノベルティの販売スタッフがデザインデータをチェックする際に気を付けている3つのポイント

・デザインの細かさ
・印刷する商品の本体色と希望の印刷色の相性
・文字の誤字脱字


・デザインの細かさ
商品の素材によって綺麗に印刷できるか、潰れて印刷されてしまうことがないかなどをチェック。
特にバッグは難しいため、今までの経験や社内にある印刷サンプルと比較したりします。それでも判断が難しい場合には印刷工場に相談しています。


▲ジュート素材への印刷
▲コットン素材への印刷

・印刷する商品の本体色と希望の印刷色の相性
本体色が黒などの濃い色の場合、黄色・青・赤などのインクが本体色の影響を受けて暗く沈んだ印象になります。


本体色ホワイトとシルバー、同じ印刷色で印刷したサンプル
▲本体色ホワイトとシルバー、同じ印刷色で印刷したサンプル

なるべく希望の色に近づけるよう印刷工場へ指示しますが、濃い本体色の影響を影響を受けてしまうので、きちんと理由を説明しています。


・文字の誤字脱字
特に英語表記に多い誤字脱字。記念品でよく使う「Anniversary」が間違えやすいので、デザインを作成する時には要注意です。

間違いやすいつづりの英語表記3種


なべこ
なべこ
入稿したデータがきれいに印刷されるか、担当のスタッフにきちんと見てもらえるのは安心ですね!

イメージ画像の作成

お客様からデザインの入稿があったら、最終確認としてイメージ画像の作成をしています。
商品に対してデザインの大きさや、位置などを確認していただくためです。

イメージ画像の作成では印刷の位置を気を付けるようにしています。

トートバッグの右下にワンポイントで印刷したい場合、平置きの状態でギリギリの右下に配置するのではなく、少し上に配置するとバッグにものを入れた時にきれいに見えます。


船底バッグ 平置きと使用時の見え方
▲使用時のサイズをふまえて印刷する位置を考える

商品の特長や使用時のことを考えて、印刷が映えるようイメージ画像作成の際にお客様へ提案しています。


販売スタッフT
スタッフT
位置や大きさのバランスで困っていたら、データ入稿の際にご遠慮なくお申し付けください。かっこよく素敵なバランスになるようお手伝いします!

STEP4.入金

商品は入金確認後の手配となります。
担当者から請求書をお送りしたら、なるべく早めのご入金をおすすめしています。

STEP5.印刷

なべこ
なべこ
いよいよ印刷ですね。ドキドキするなぁ。
どんなふうに印刷されるのか楽しみです。どんな所で印刷しているんですか?

販売スタッフT
スタッフT
印刷する商品や数量、印刷方法、納期などから適切な印刷工場を販売スタッフが選んでいます。
各工場でバッグの印刷が得意だったり、細かいデザインの印刷が得意など特長があるんですよ。

印刷工場では下記のような流れで作業を行います。


・送られてきた商品のチェック
・入稿データのチェック
・版の作成
・印刷
・検品&出荷

では早速、印刷工場へ行ってどのように作業しているか見てみましょう。


送られてきた商品のチェック

販売スタッフT
スタッフT
工場には毎日多くの商品が送られてきます。

なべこ
なべこ
凄い段ボールの数ですね。

印刷工場へ送られてくる段ボール

送られてきた商品に間違いがないか、数量が揃っているかなど、印刷する商品のチェックをします。

タンブラーのように箱に入っているものは商品を出す作業を行ないます。この時に、商品に傷や箱の潰れなどを発見したら状態を販売スタッフ宛に連絡してくれます。

きちんと工場と連携してオリジナルのノベルティグッズができ上っていきます。

入稿データのチェック

印刷工場でも入稿データのチェックを行います。


印刷工場での入稿データのチェック

現場のスタッフだからこそわかる、印刷する素材・デザイン・印刷方法の相性などさらに細かいところも見てくれます。

版の作成

チェックした入稿データを、印刷の元となる版におこします。

今回作成する10オンス・厚生地縦型B4コットントート(マチ付)【205シリーズ】はシルク印刷で印刷を行なうので、シルク版を作成。

シルク版は入稿データをメッシュに焼き付ける方法で作られています。

綺麗に印刷ができるよう、使用するインクや印刷するデザイン、素材によってメッシュの網目の細かさを変えています。

今回は1色印刷なので1版です。


1色印刷シルク版

印刷

版ができ上ったらいよいよ印刷の工程に入ります。
印刷は1つ1つ手作業です。


シルク1色印刷セッティング

版の上にインクを盛って、スキージーと言われるヘラで一気にインクを商品に落とします。


シルク1色印刷作業

なべこ
なべこ
おぉー!すごい!

販売スタッフT
スタッフT
実際になべこさんも挑戦してみましょう。

なべこ
なべこ
えっ!?これめちゃくちゃ難しいですね。
見ていると簡単にできそうだと思っていたんですが、全然できない。

なべこがバッグのシルク印刷を体験した感想

印刷作業は、まさに職人技。
実際に体験してみて、ココが難しかったというポイントが下記の2点です。

スキージーの力の入れ方や印刷するスピードが分からない
思っていたより力がいる作業。力を入れすぎたり、スキージーをゆっくり動かすとデザインが潰れ、スキージーを早く動かしたり、軽い力だとインクがかすれてしまう。
できあがりのクオリティを均一に保って大量に刷るのはかなり大変そう。

デザインが大きいと印刷が難しい
デザインが大きいとそれだけスキージーを動かす範囲が広くなるので、力加減がより難しい。デザインの上と下で印刷の出方にムラができてしまう。

検品&出荷

印刷が完了したらインクを乾燥させます。その後、検品作業や化粧箱に入っていた商品は箱に戻す作業を行なって出荷します。

STEP6.納品

印刷工場から出荷された 10オンス・厚生地縦型B4コットントート(マチ付)【205シリーズ】 が納品されました。


10オンス・厚生地縦型B4コットントート(マチ付)【205シリーズ】 完成

なべこ
なべこ
わーっ!すごいキレイに印刷できてます。
私がイメージしてた上をいく仕上がりです。

販売スタッフT
スタッフT
細かい所もきれいに印刷されていますね。

細かいデザインもきれいに印刷されているバッグ

なべこ
なべこ
今回、実際にオリジナルグッズ作成の裏側を通して見て、作業工程がたくさんあって、この商品ができているんだなと思うと、感動しますね。

まとめ

今回は「製作・印刷の裏側に潜入!」ということで私、なべこが実際にどのようにオリジナルグッズが作られているか見てきました。

はじめてノベルティや記念品などのオリジナルグッズを作成する時には、不安がつきもの。今回、ほしい!ノベルティの裏側に潜入してみて安心できるポイントとして感じたのが下記の5つ。


・目的別やランキング、予算から商品を選ぶことができる
・担当者は発注から納品まで専属でつく
・入稿したデザインをしっかりチェックしてもらえる
・イメージ画像を作成してもらえる
・印刷工場と連携しながら商品やデザインのチェックをしている


この記事で少しでも安心してオリジナルグッズを作成していただけると嬉しいです。
不明や不安な点はスタッフが親切丁寧にお答えしますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

「ほしい!ノベルティ」ってどんな会社?

「ほしい!ノベルティ」株式会社イディアス社内風景

「ほしい!ノベルティ」は株式会社イディアスが運営しているノベルティや記念品制作のECサイトです。2010年に会社を設立し、現在、東京の吉祥寺にオフィスを構えています。

「ほしい!ノベルティ」では世界に一つだけの宝物づくりのためのお手伝いをしています。
ノベルティや記念品の作成が初めての方にも安心してご利用いただけるよう、WEBサイトの改良や商品選び、印刷へのこだわり、社内スタッフの教育などに力を入れています。

スタッフは全て女性。細やかな対応で、毎日のようにお客様から「ありがとう」の言葉をいただいている会社です。

2022年6月10日 公開 2024年1月25日更新

この記事を書いた人

なべこ

>この人の書いた記事を読む

トップへ戻る