プラスチックスマートとは?私たちでもできるプラスチックとの賢い付き合い方2022年7月8日 公開 2024年1月25日 更新
世界中で問題になっている、プラスチックごみ問題。
その解決に向けての取り組みとしてプラスチックスマートが話題になっています。
最近ではプラスチックスマートを謳っている商品が販売されたり、企業や自治体でイベントやキャンペーンが行なわれており、プラスチックスマートという言葉を耳にする機会もあるのではないでしょうか。
この記事では「プラスチックスマート」についての詳しい内容や、私たちができる身近な取り組みについて紹介していきます。
プラスチックスマートとは?
プラスチックスマートとは2018年10月に環境庁が立ち上げた取り組みです。
プラスチックごみの問題解決に対して、自治体・企業・個人など様々な立場での活動を支援し、プラスチックと賢く付き合っていくことを目的としています。
プラスチックスマートの活動に賛同し、取り組みを登録した自治体・企業・個人 はプラスチックスマートのロゴを使用することができ、商品や名刺などに印刷してプラスチックスマートをPRすることができます。
参照:プラスチックスマート Plastics Smart
プラスチックごみ問題について
プラスチックごみには大きく2つの問題があります。
詳しく解説します。
プラスチックごみの海洋汚染
1つ目は「プラスチックごみの海洋汚染」。
プラスチックごみの中で今、一番の問題とされているのが海洋汚染です。
プラスチックストローが鼻に刺さってしまい、苦しんでいるカメの映像をニュースで見た人もいるのではないでしょうか。ショッキングな内容ですが、プラスチックごみが海に流れたことにより、海洋生物に直接的な被害をもたらしています。
また、プラスチックは自然分解されないため、海洋に流れたプラスチックごみは永久的に残ります。
海中の波などで砕かれたプラスチックは、マイクロプラスチックと言われる5mm以下の細かいごみになり、海洋生物がエサと間違えて食べてしまいます。マイクロプラスチックを食べた魚を人間が食べることも考えられるわけです。
人間の体内に入ったプラスチックは便で排出されますが、プラスチックの有害物質が体内に吸収される危険性もあると言われています。
プラスチックごみの焼却による地球温暖化
2つ目は「プラスチックごみの焼却による地球温暖化」。
使用済みの多くのプラスチックごみは焼却処分されます。
ほとんどのプラスチックは石油が原料のため、焼却すると二酸化炭素が発生し、地球温暖化の原因となります。
プラスチックスマートとSDGsの違い
プラスチックスマートとSDGsの違いは日本が決めた取り組みか、国際目標かの違いです。
プラスチックスマートは日本の環境庁が、SDGsは国連サミットで採択されました。
SDGsは「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す」として、17の大きな目標とそれを達成するための169個ターゲットから構成されています。
その中に、プラスチックごみに関連する目標(目標12「つくる責任つかう責任」、目標14「海の豊かさを守ろう」)が掲げられており、プラスチックスマートの取り組みはSDGsの目標を達成するために欠かせない活動なのです。
プラスチックスマート 企業・個人の取り組み事例を紹介
プラスチックスマートの活動として、実際にどのようなことが行われているのでしょうか。
企業や自治体での事例と、個人の事例を紹介します。
企業や自治体での取り組み
企業や自治体ではプラスチックスマートの活動で下記のような取り組みを行っています。
・企業
リサイクル材を使用した商品の開発、商品パッケージのプラ使用量を削減など
・自治体
プラスチックごみ削減の啓発イベント開催、一斉清掃など
個人の取り組み|身近なところからエコを実践
個人でできるプラスチックスマートの活動にはどんなことがあるでしょうか。
身近なところで言うと、
・シャンプーやボディーソープなど詰め替えを使用
・マイボトルやエコバッグを使用
・ペットボトルや缶・びん、新聞紙・雑誌など使用後にはリサイクル
・近所の道路にポイ捨てされているゴミを拾う
など、日常生活の中でできることが多くあります。
まずは身近で挑戦しやすいものからプラスチックスマート活動をしてみましょう。
ノベルティや記念品にも!プラスチックスマートに貢献できる商品 22選
ノベルティ・記念品にもプラスチックスマートに貢献できる商品があります。
プラスチック削減のためのエコバッグやカトラリー、キッチン用品など日常的に使えるものばかりです。
なかでもプラスチックスマートの活動に賛同している商品はプラスチックスマートのロゴが印刷されているので、より啓蒙活動や、企業のイメージアップに繋がります。
エコバッグ 9選
プラスチック削減のためにレジ袋が有料化となり、今やほとんどの人が毎日持ち歩いているエコバッグ。
日常的に使用するものなので、貰って嬉しいノベルティ・記念品です。企業名やキャンペーン名を印刷すれば、販促効果が長続きします。
KD221411 リフェロ・再生PETマイバッグ
商品価格148円(税別)/163円(税込)
リフェロ・再生PETマイバッグは、回収された使用済みペットボトルを原料として生まれたエコバッグ。バッグ側面に「プラスチック・スマート」のタグ付きです。企業としてリサイクル意識の高さや環境問題への取り組みをさりげなくアピールできますよ。
バッグ本体はスッキリとコンパクトに折り畳み可能!バッグ本体またはフラップ部分に1色名入れ印刷が可能です。環境問題啓発イベントやキャンペーンなどのシーンで人気です。
カトラリー 8選
プラスチック削減のため、多くの飲食店が紙ストローや木製のカトラリーの提供にシフトしています。
マイバッグの次はマイカトラリーの時代とも言われており、未来の環境のことを考えるノベルティ・記念品として注目されています。
U2371691 プラスチックスマート ナチュラルカトラリーセット
商品価格199円(税別)/219円(税込)
プラスチックスマート ナチュラルカトラリーセットは、カトラリー・ケース共に天然素材で製造されたエコグッズ。環境省が推進している「プラスチック・スマート」に賛同した商品です。
カトラリーには竹、ケースにはコットン素材を使用しています。紙箱に入ってのお届けなので、配布しやすくキャンペーンで大活躍します。
キッチン用品 5選
毎日のように使用するキッチン用品にもプラスチックスマートの活動に貢献できるアイテムがあります。
誰にでも取り入れやすいので、ノベルティ・記念品で配布すれば、プラスチックスマートの啓蒙活動に繋がりますよ。
U2322900 プラスチックスマート 環境にやさしいセルロースクロス
商品価格149円(税別)/164円(税込)
プラスチックスマート 環境にやさしいセルロースクロスは、海洋プラスチックごみ問題に取り組むプラスチックスマート活動に賛同している商品。
植物パルプ由来の天然繊維が原材料。生分解されるサスティナブルな素材で、プラごみ削減に貢献できます。本体は緩やかな波のようなカットラインがあり、パッケージは綺麗な海をイメージしたデザイン。煮沸消毒が可能で清潔に使い続けられます。
SDGsなどサステイナブルな取り組みを行う企業のキャンペーンやイベントでの配布ノベルティにおすすめです。
まとめ
日常生活の身近なところから始められるプラスチックスマート活動。
企業や自治体がプラスチックスマート活動をPRすることによって、個人への意識付けになります。
ノベルティや記念品でPRすることで、明るい未来へ繋げていきましょう。
※価格の変動や販売終了している場合がございます。
※商品の購入・印刷をご希望の際は「ほしい!ノベルティ」にて承ります。
この記事で紹介した商品
2022年7月8日 公開 2024年1月25日更新