徹底解説!タンブラー・マグ・ボトル 保冷保温機能の仕組み2020年3月19日 公開 2024年1月24日 更新
大手コーヒーチェーンの店頭や、おしゃれ雑貨店で見かけるタンブラー、マグ、マイボトル。実際にオフィスやプライベートで使用している方も多いと思います。そこで気になるのは保冷保温構造がどれくらいあるのか。
じつは、保冷保温構造には4種類あるのです。素材の違い、構造の違いによる保冷保温機能の強さを徹底解説します。
4種の構造と保冷保温機能の解説
1.ステンレス製真空二重構造(サーモタイプ)
熱は温度の高い方から低い方へ移動する性質を持っています。
ステンレス製真空二重構造のタンブラー、マグボトルは、本体内側と外側を二重構造にし、二重壁の間を高真空状態にすることで熱の移動をシャットアウト。これは宇宙空間と同じで、真空では熱を伝える気体分子がほとんどないため、熱移動による放熱を防ぎます。
そのため、温かい飲み物なら内側から外側へ熱が逃げるのを防ぎ、冷たい飲み物なら外側の熱が内側へ伝わるのを防ぐので、保冷保温効果が高く適温を長時間保ちます。持った時に熱くない、結露しないのも大きな魅力です。
2.プラスチック製断熱二重構造
プラスチック製断熱二重構造は、本体内側と外側を二重構造にし二重壁の間に断熱材が入っています。断熱材を入れたことで熱が逃げるのを防ぎ、保冷保温効果があります。家の壁と同じようなイメージです。軽い断熱材を使用しているため、カップの重さを大きく変えずに保冷保温機能持たせることができます。ステンレス製二重構造よりも比較的安価で、軽量なのが魅力です。
3.ステンレス製ニ重構造(中空断熱構造)
中空断熱構造は、本体内側と外側を二重構造にしています。ステンレス製二重構造(中空断熱構造)は、水筒やマグボトル、タンブラーなど、さまざまなものに利用されています。ステンレス製の二重壁の内側に空気が残っている状態で真空構造ではないため、真空断熱構造に比べると保温効果はやや低めです。費用も比較的安価でお求めやすい商品が多いです。
4.プラスチック製ニ重構造(中空断熱構造)
外側と内側の二重構造にして、二重壁の内側を中空にしたプラスチック素材のタンブラー。1層構造よりも保温性が高く、冷たい飲み物を入れたときに結露を防ぎます。ステンレス真空二重構造、プラスチック製断熱材入ニ重構造、ステンレス製二重構造に比べてもっとも保冷保温機能は低くなりますが、価格も安いものが多いので気軽に購入できます。プラスチックならではの透明感を活かせるため、デザイン性に富んだ商品が多いのも特徴です。内、外とも透明プラスチックにすれば、飲み物が浮いたようにみえるタンブラー、ボトル、マグカップになります。
※熱い飲み物を入れるとタンブラーの表面が高温になる可能性があります。お取り扱いには十分ご注意ください。
保冷保温構造別 商品ラインナップ
ステンレス製真空二重構造タイプ 2タイプ
U2660161 真空ステンレスタンブラー450ml
研ぎ澄まされたシンプルデザインのステンレスタンブラー。真空二重構造なので、内側の熱が外側まで伝わるのを防ぎます。氷を入れても結露しにくく、淹れたての飲み物を入れても外側が熱くならないので、マグカップの様に持ち手がなくても火傷の心配がありません。
象印 TUFF ステンレス製携帯用まほうびん 0.36L
象印独自の「飛び散り制御機構」付き。暮らしと生活に寄り添った、考え抜かれたデザインと品質が自慢です。保冷・保温機能が大変高く、飲み頃温度を長時間キープします。寒い日に一日持ち歩いても、熱い紅茶が楽しめました!
プラスチック製断熱二重構造 2タイプ
TS-1320スライドオープンサーモタンブラー
断熱材入りの二重構造タンブラー。本体が2層構造になっていて、中間層に断熱材が入っているので保冷保温効果があります。蓋(フタ)はスライド式で簡単オープン。プラスチック製なので、ステンレス製に比べて軽量なのが嬉しいポイントです。
TS-1359 倒れてもこぼれないサーモタンブラー
本体が2層構造になっていて、中間層に断熱材が入っているので保冷保温効果があります。蓋(フタ)は片手で簡単ワンプッシュ式なのに、ぴったり密封できます。倒れても飲み物がこぼれないので、うっかり倒してもデスクの大事な書類を濡らしません。底には滑り止め付、側面は指にフィットする溝加工がされていて使いやすさもバッチリです。
ステンレス製ニ重構造(別名:中空断熱構造) 2タイプ
TS-0925ステンレスカフェボトル200ml
ステンレス2層構造で、保冷保温効果があります。軽くてコンパクトなボトルなので、持ち歩きや女性向けの小さめバッグにもすっぽり収まります。カラフルな色展開も魅力です。
TS-0751 ステンレスタンブラー
ステンレス2層構造のタンブラー。保冷保温効果があり、手ごろなサイズ感でオールシーズン活躍します。蓋(フタ)は開け閉めしやすいスライド式。飲まないときには閉じておけば、うっかり倒して机をびしゃびしゃに濡らしてしまうなんてことを防ぎます。(※完全密封ではありません)
プラスチック製ニ重構造 2タイプ
TS-1307 テイクアウトタンブラー
コンビニやコーヒーチェーン店のテイクアウトカップのようなデザインが目を引くタンブラー。2層構造になっており、1層構造より保温性があり、冷たい飲み物を入れても結露しません。蓋(フタ)にはくぼみがあり、飲み物が少なくなって傾けても鼻に当たりにくくなっているので飲みやすいです。
TS-1296 カフェタンブラー スタッキング
スライド式の蓋(フタ)で、大小2つの飲み口が選べます。2層構造になっており、1層構造よりも保冷保温効果が高いです。本体の耐熱温度は100℃ですが、熱湯を入れると側面が熱くなるので持ち運びの際には注意してください。スタッキングタイプなので、使わないときには重ねてコンパクトに収納できます。
まとめ
タンブラー・マグ・ボトルの、素材や構造の違いによる保冷保温効果の仕組みについて解説しましたがいかがでしたか?
それぞれの構造に該当する8商品も紹介しているので、自分がよく飲む飲み物や、飲むときのシーンに合ったタンブラー・マグ・ボトルを選ぶ参考にしてください。
ほしい!ノベルティで商品を探す
※ 記事掲載時の商品価格です。価格の変動や販売終了している場合がございます。
※ 商品の購入・印刷をご希望の際は「ほしい!ノベルティ」にて承ります。
2020年3月19日 公開 2024年1月24日更新