長く使うためのタンブラーや水筒、ステンレスボトルの洗い方2021年7月30日 公開  2024年1月26日 更新

長く使うためのタンブラーや水筒、ステンレスボトルの洗い方

毎日使用するタンブラーや水筒、ステンレスボトル。長く使うためには使った後のお手入れが大切です。
この記事では知っているようで知らなかったタンブラーや水筒、ステンレスボトルのお手入れ方法をや洗い方を紹介していきます。

毎日使うタンブラーや水筒、ステンレスボトル

毎日使うタンブラー、水筒、ステンレスボトルのイメージ画像

SDGsなどのエコの観点からペットボトルの飲料ではなく、タンブラーや水筒、ステンレスボトルで飲み物を飲んだり、外出時に持って行ったりすることが多くなりました。
飲料を飲み終わったタンブラーや水筒、ステンレスボトルを適切なお手入れをしていないとどうなるのでしょうか。

お手入れしていないとどうなる?

飲料を飲み終わった後のタンブラーや水筒、ステンレスボトルを洗わずそのままにしておくと入れていた飲料のにおいが残ってしまったり、カビが発生してしまいます。
ボトル自体のダメージはもちろん、水筒やステンレスボトルに付属されているパッキンなどの部品も劣化しやすくなってしまいます。
長く使うには必ず使ったその日のうちに洗うようにしましょう。

タンブラーや水筒、ステンレスボトルのお手入れ方法

タンブラーを洗っている所と乾かしている所のイメージ画像

実際にどのようにお手入れすればいいのか紹介していきます。

用意するもの3点

用意するものは下記3点です。

・食器用中性洗剤
・食器用スポンジ(柔らかいものがベスト)
・長柄のスポンジ(洗うボトルの長さに合ったもの)

長柄のスポンジは無くても問題ありませんが、あったほうがボトルの底まできれいに洗浄することができます。100円ショップで販売しているので、手軽に購入することができます。

毎日の洗い方のポイント

洗い方のポイントは2つあります。



ステンレスボトルのフタ、パーツを外した画像

1つ目はパッキンなどの取り外しができる部品は分解する事です。洗う前に必ず取り外しましょう。本体と分解したパーツは別々に丁寧に洗います。



ステンレスボトルに洗剤を入れたつけ置き洗いの画像

2つ目は落ちにくい汚れがあった時の洗い方。落ちにくい汚れがあった時には食器用中性洗剤をお湯で薄め、つけ置き洗いするときれいに汚れが落ちます。

洗う時の注意点

ステンレスボトルを柔らかいスポンジで洗っている画像

洗う時に注意したいのが柔らかいスポンジで優しく丁寧に洗うことです。硬いスポンジや力を入れて洗うとボトルに傷がついてしまい、製品本来の性能が低下する恐れがあります。
また、食洗器や食器乾燥機の使用も控えてください。食洗器や食器乾燥機は高温で洗ったり乾かしたりするので、ボトル本体に傷がついていまったり、パーツの歪みの原因になります。
最近は食洗器対応のタンブラーも発売されていますので、使用しているものが食洗器対応か非対応か必ず確認するといいでしょう。

頑固な汚れ4種をとる方法

毎日洗っていても、蓄積された汚れは出てきてしまいます。そんな時にきれいに洗える方法を紹介します。

コーヒーや茶しぶの汚れをとる方法

毎日使用しているとコーヒーや緑茶、紅茶などの茶渋が気になってきます。
茶渋をとる方法を紹介します。

・用意するもの
酸素系漂白剤
ぬるま湯

・手順
1.ボトル本体に直接ぬるま湯と酸素系漂白剤を入れる
2.フタをせずに30分程度つけ置き
3.水でよくすすぐ

水筒やステンレスボトルの本体をつけ置き洗いする場合、フタは締めないようにしましょう。締めてしまうと本体の内圧が上がりフタが飛ぶ危険性があります。

斑点状の赤いサビをとる方法

斑点状の赤いサビは水に含まれる鉄分が原因です。
赤いサビを取る方法を紹介します。

・用意するもの

ぬるま湯

・手順
1.ボトル本体に直接ぬるま湯と酢を入れる。(酢の量はぬるま湯の量の10%程度)
2.フタをせずに30分程度つけ置き
3.水でよくすすぐ

ザラザラした汚れをとる方法

ザラザラした汚れは水に含まれるカルシウムが原因です。

・用意するもの
クエン酸
ぬるま湯

・手順
1.ボトル本体に直接ぬるま湯とクエン酸を入れる。(クエン酸の量はぬるま湯の量の1~2%程度)
2.フタをせずに3時間程度つけ置き
3.水でよくすすぐ

水のカルシウムはアルカリ性のため、クエン酸を使用するときれいにとれます。

ゴム、パッキンにカビが生えてしまった場合

複雑な形状をしているボトルのゴムやパッキンはきちんと洗っていてもカビが生えることがあります。その場合には下記のように洗浄するときれいになります。

・用意するもの
酸素系漂白剤
ぬるま湯

・手順
1.洗い桶にぬるま湯と酵素系漂白剤を入れる
2.ゴムやパッキンを洗い桶に入れる
3.1~2時間ほどつけ置きする
4.水でよくすすぐ

最後は軽くこすり洗いするとつけ置きで浮き上がった汚れがきれいにとれます。

タンブラーや水筒お手入れ時の注意点

タンブラーや水筒、ステンレスボトルお手入れ時の注意点をまとめました。

かたいスポンジ、タワシを使用しない

お手入れする際にはかたいスポンジやタワシの使用はNGです。タンブラーや水筒、ステンレスボトルを傷つけてしまう原因になります。
また、簡単に汚れが落ちることからメラミンスポンジを使ってしまいがちですが、メラミンスポンジは汚れを研磨して落とすため、かたいスポンジやタワシ同様、タンブラーや水筒、ステンレスボトルに傷をつけてしまう原因になります。
お手入れの際には柔らかいスポンジで、優しく洗うようにしましょう。

塩素系漂白剤はNG

塩素系漂白剤はステンレス製のものを洗浄するには不向きです。長時間つけ置きをしなければいけないため、サビの原因となります。
泡タイプの塩素系漂白剤は置き時間が短いため使用できますが、使用する際には塩素系漂白剤の商品の説明書を必ず読むようにしましょう。

タンブラーや水筒、ステンレスボトルに入れてはいけない飲み物 5種

せっかく買ったタンブラー、お気に入りのものであれば長く大切に使いたいですよね。日頃のお手入れ以外に注意するポイントとして、タンブラーや水筒、ステンレスボトルに入れてはいけない飲み物があります。
入れてはいけない飲み物と理由を紹介します。

・スポーツドリンク
スポーツドリンクは入れてしまいがちな飲み物ですが、塩分が含まれているため、ボトル内部のステンレスが腐食する恐れがあります。
スポーツドリンクを入れてもOKなタンブラーや水筒、ステンレスボトルも多く販売されているのでスポーツドリンクを入れる際にはそのようなボトルを選ぶようにしましょう。

・清涼飲料水、果汁ドリンク
清涼飲料水や果汁ドリンクは酸を含む飲み物です。酸はボトル内部のステンレスが腐食する恐れがあります。

・味噌汁、スープ
味噌汁やスープは塩分の多い飲み物です。スポーツドリンク同様、塩分でボトル内部のステンレスが腐食する恐れがあります。

・炭酸飲料
炭酸飲料はガスによりボトル内の圧が上がりフタが開かなくなったり、中身が噴き出る、爆発する原因となり危険です。

・牛乳、乳酸飲料
成分が変質する可能性があり、変質した際にガスが発生しボトル内の圧が上がってフタが開かなくなったり、中身が噴き出る、爆発する原因となり危険です。
パッキンなどのパーツの隙間に入る込むとニオイの原因になったりもします。

まとめ

タンブラーや水筒、ステンレスボトルはお手入れをしっかりし、適切な飲み物を入れるようにすれば長く使えるアイテムです。マイボトルとして日常使用したり、持ち歩くものだからこそ、いつもきれいにしておきたいですね。

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2021年7月30日 公開 2024年1月26日更新

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なべこ

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