タンブラーとは?水筒との違いや使い方、選び方を解説|おしゃれなノベルティとしても人気2021年8月5日 公開 2024年5月29日 更新
日常的に使用している人を見る機会が多くなったタンブラー。そもそもタンブラーとはどんなものなのか?水筒とは何が違うの?という疑問から、タンブラーの使い方、選び方を紹介していきます。
タンブラーとは?
タンブラーとは筒状で口が広い形状の容器のことです。保冷・保温機能に優れたものが多く、いつでも美味しい温度で飲み物を飲めるのが特徴。
持ち歩きやオフィスで使用したり、コーヒーショップに持参してマイボトルに入れてもらうなど、SDGsの活動としても注目されています。
最近はカラー展開が豊富でおしゃれなデザインのタンブラーも販売されています。
タンブラーと水筒との違いは?
タンブラーと水筒の違いは密閉性の高さです。タンブラーにはフタつきとフタなしがあり、フタがあるものでも水筒に比べると密閉性は優れていません。フタが付いているタンブラーは無造作にバッグに入れてしまいがちですが、中で倒れてしまうと中身が漏れます。完全密閉ではないので、フタ付きのタンブラーをバッグの中に入れて持ち運ぶ時には固定できるポケットに入れましょう。
外へ長時間の持ち運びには水筒、オフィスや自宅など屋内ではタンブラーと使い分けするのがおすすめです。
タンブラーの素材別|種類・特徴を解説
タンブラーに使用されている素材は複数あります。代表的な素材はステンレス、プラスチック、金属製(アルミなど)です。各素材の特徴を解説していきます。
タンブラーの保冷保温機能の仕組みについて詳しく解説している関連記事も参考にしてください。
徹底解説!タンブラー・マグ・ボトル
保冷保温機能の仕組みページへ
ステンレス素材のタンブラー
保冷・保温に優れているのがステンレスタンブラー。ステンレス製のタンブラーには真空二重構造、中空断熱構造、単層構造と種類があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
ステンレス製 真空二重構造 | 最も保冷・保温に優れている構造。本体内側と外側を二重構造にし、二重壁の間を高真空状態にすることで熱の移動をシャットアウトします。 熱い飲み物を入れたタンブラーを持った時に熱くない、冷たい飲み物を入れた時に結露しない特徴があります。 |
ステンレス製 中空断熱構造(二重構造) | ステンレス製中空断熱構造(二重構造)はステンレス製真空二重構造と同様、本体内側と外側を二重構造にしています。二重壁の間に空気が残っているので、真空状態ではありません。 ステンレス製真空二重構造に比べると保冷・保温機能は劣りますが、熱い飲み物を入れたタンブラーを持った時に熱くない、冷たい飲み物を入れた時に結露しない特徴があります。 ステンレス製真空二重構造よりも安価な価格帯の商品が多いです。 |
ステンレス製 単層構造 | ステンレス製 単層構造はステンレス1枚のものです。ステンレス製 真空二重構造、ステンレス製 中空断熱構造(二重構造)とは異なり、保冷・保温機能は期待できません。 タンブラーの中に入れた飲み物の温度を直に感じるため、冷たい飲み物に向いています。 |
ステンレス素材タンブラーのお客様レビュー
ビールを飲む時に使っています。保冷機能がよく、缶からタンブラーに入れて数時間たっても冷たさが持続しているのがすごい!
入れた氷がなかなか溶けないのに驚きました。結露しないので、テーブルが水滴でビショビショになることがなく助かっています。
今まで冷たいものはガラスのコップ、あたたかいものは陶器のマグカップを使っていました。冷たい飲み物をガラスのコップで飲むと手の温度で中の飲み物がぬるくなったり、寒い日にあたたかい飲み物を陶器のマグカップでのむとすぐに冷めてしまうのがなんか嫌でした。
ステンレスのタンブラーを使ってみたら冷たさもあたたかさも持続して長い時間おいしい温度で飲めるではないですか。なんでもっと早く使わなかったのかと思いました。
プラスチック素材のタンブラー
ステンレスタンブラーより軽量で安価な商品が多いのがプラスチックタンブラー。プラスチック製のタンブラーは断熱二重構造、中空断熱構造、単層構造と種類があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
プラスチック製 断熱二重構造 | 本体内側と外側を二重構造にし、二重壁の間に断熱材が入っています。 保冷・保温の機能に優れていますが、ステンレス製 真空二重構造には劣ります。 |
プラスチック製 中空断熱構造(二重構造) | プラスチック製 中空断熱構造(二重構造)はプラスチック製 断熱二重構造と同様、本体内側と外側を二重構造にしています。二重壁の間は空気層なので、断熱材が入っている断熱二重構造より保冷・保温機能は劣ります。ガラスコップや陶器マグと比較すると保冷・保温機能は高く、結露を防ぐ効果があり、安価でおしゃれなデザインの商品が多いのが特徴です。 |
プラスチック製 単層構造 | プラスチック製 単層構造はプラスチック1枚のものです。プラスチック製 断熱二重構造、プラスチック製 中空断熱構造(二重構造)とは異なり、保冷・保温機能は期待できません。 タンブラーの中に入れた飲み物の温度を直に感じるため、冷たい飲み物に向いています。 |
プラスチック素材タンブラーのお客様レビュー
軽くて丈夫、落としても割れにくいのが気に入っています。子どもたちが使うタンブラーはプラスチック製がいちばん!
安いのにデザインや色がカラフルなものが多い。見た目だけだとガラスっぽく見えるものもあってガラスコップの代わりに使っています。
マイボトルとして会社やキャンプで使用。同じコーヒーのはずなのにタンブラーに入れると美味しく感じます。
金属素材のタンブラー
ステンレス以外にも金属のタンブラーは多く販売されています。アルミ、チタン、錫、銅など種類は多数。お酒を飲むときに使われることが多いため、蓋が無いタイプのタンブラーが一般的です。
銅やアルミは熱伝導率が高いので、手に持った瞬間に冷たさを感じ、口元でもひんやり感を楽しめます。
金属素材タンブラーのお客様レビュー
家でハイボールを飲む時にはアルミのタンブラーを使っています。氷を入れた瞬間、タンブラーがキンキンに冷えて最高です。氷がすぐにとけるので、少し濃いめに作って楽しみます。ただ、結露がすごいのでコースターが必要なのが面倒かな。
冷たい飲み物を飲むときには絶対に銅のタンブラーにしています。夏のアイスコーヒーはこれで飲むに限ります!
居酒屋で飲んだ時にアルミタンブラーで酎ハイが出てきておいしかったので家でも同じ味をと思い買いました。薄くて軽いのもいい。飲む前にタンブラーを冷蔵庫でちょっと冷やすとよりおいしくなるのを最近発見しました。
タンブラーの活用シーン・おすすめの使い方
日常的に使用しているタンブラー。活用シーンごとにおすすめの使い方と素材を紹介していきます。
ちょっとしたお出かけや外出時に
ちょっとしたお出かけや外出時には、持ち運びに便利なフタ付きで保冷・保温に優れているステンレス製のものがおすすめです。
フタは完全密封ではないので、バッグに入れる際には固定できるようなポケットに入れるとこぼれる心配がありません。
ちょっとしたお出かけや外出時におすすめのタンブラー
FUJOQ-350 サーモス 真空断熱ケータイマグ 0.35L(JOQ)
商品価格4,180円(税込)
せんとパッキンが一体型になったお手入れ簡単なボトル。本体を含む全パーツが食洗器に対応しています。フタを開けたときに水滴が垂れにくい構造になっており、使いやすさはブランド製品ならでは。
容量はデイリーに使いやすい約350ml。真空二重構造なので入れたての温度を長時間キープしてくれます。
FUJOQ-480 サーモス 真空断熱ケータイマグ 0.48L(JOQ)
商品価格4,488円(税込)
せんとパッキンが一体型になったボトル。全パーツが食洗器でまるっと洗えるのでお手入れのしやすさが魅力です。フタを開けたときに水滴が垂れにくい構造になっており、使いやすさはブランド製品ならでは。
容量は約480mlでおでかけ用の水分補給にぴったり。真空二重構造でホットでもアイスでも入れたての温度を長時間キープしてくれます。スポーツドリンクにも対応しているので暑い夏の日も安心です。
動画提供 : THERMOS Official Youtubeチャンネル
オフィス・デスク周り
オフィスやデスク周りには仕事や作業中に中身がこぼれないようにフタが付いているタンブラーがおすすめです。フタは飛沫防止効果もあるので感染対策としても役に立ちます。
オフィス・デスク周りにおすすめの商品
TS-1359 倒れてもこぼれないサーモタンブラー
商品価格 671円(税込)
倒れてもこぼれないサーモタンブラーは、ふいに倒したときにこぼれない、軽くて丈夫なタンブラーです。
手に持ちやすいくぼみ付きで、底面には滑り止め加工がされています。断熱材入りの2層構造で、冷たいものを入れても結露しにくく、熱いものを入れても外側が熱くなりません。
オールシーズン使えるのでノベルティや記念品にオススメです。
フタとパッキンは取り外しでき、お手入れも簡単です。
SX-FA45 象印 ステンレスタンブラー 0.45L(SX-FA型)
商品価格2,552円(税込)
手持ちで運ぶ時も、飲み物がこぼれにくいフタ付のタンブラーです。真空二重構造で保冷温効果が高く、氷も溶けにくいので長時間飲みごろ温度を楽しめます。回転式の蓋はほこりが入るのを防ぎ、ストローもさしやすいのが嬉しいですね。
容量は約450mlのビッグサイズで、オフィスでの使用にも適しています。蓋は分解して洗えて、いつも清潔に保てます。
コーヒーショップはおしゃれなマイタンブラーで
環境負荷を減らす取り組みとしてコーヒーショップにマイタンブラーを持っていく人も増えています。大手チェーン店ではマイタンブラーを持っていくことにより値引きされ、お得に飲むことができます。
タンブラーの容量は350ml程度あれば多くのコーヒーショップのLサイズやトールサイズに該当します。
オシャレなデザインのものを選ぶと毎日のカフェタイムもより楽しくなります。
マイタンブラーにおすすめの商品
TS-0616 カスタムデザインタンブラーFC350ml
本体色ピンク 商品価格374円(税込)
本体色ピンク以外 商品価格396円(税込)
カスタムデザインタンブラーFC350mlは、台紙を入れ替えカスタマイズできるオリジナルタンブラーです。
2010年GOODDESIGN賞を受賞。飲み口がしっかり覆われたフラットなキャップがとてもスタイリッシュなタンブラーです!台紙を季節やイベントで入れ替えれば、たくさんの楽しみ方があります。スタバのコーヒートールサイズと同じ350mlはコーヒーや紅茶を飲むのにちょうどいいサイズです。
N70104 こぼれないアートチェンジタンブラー#AM01
商品価格616円(税込)~
※規格・数量によって価格が異なります
こぼれないアートチェンジタンブラー#AM01は回すタイプのオリジナル蓋で、しっかり密封!飲み物がこぼれる心配がなくなりました。
飲み口のキャップを締めれば鞄の中でも安心。手にフィットする持ちやすいボディも特徴です。開口部が広いので洗浄がしやすく、多少大きな氷でも楽に入ります。
台紙の入れ替えも気軽に楽しめます。
タンブラーはノベルティ・オリジナルグッズにもおすすめ!
日常の様々なシーンで活用されているタンブラー。おしゃれで実用的、季節を問わず使えるのでノベルティ・販促グッズ、記念品として人気です。
印刷もワンポイントのパッド1色印刷、ぐるっと1周広範囲に対応している回転シルク1色印刷、台紙入れ替えタイプのフルカラー印刷、昇華転写のフルカラー印刷と種類も豊富。
オリジナルのデザインで印刷をしておしゃれなノベルティ・オリジナルグッズを作成しましょう!
タンブラーの選び方|4つのポイント
種類が多くあるタンブラー。どんなものを選んだらいいか悩みますよね。
選び方のポイントは下記4つ。それぞれ詳しく解説していきます。
保冷・保温機能で選ぶ
ポイント1つめは保温・保冷です。飲み物は冷たいものは冷たいまま、温かいものは温かく飲むのが一番。
持ち運ぶ時にも外で美味しい温度で飲めるので保温・保冷の機能が高いものを選ぶのがポイントです。
フタの有無で選ぶ
ポイント2つめはフタ。タンブラーにはフタが付いているものとついていないものがあります。
それぞれに特徴があるので、自分の使用用途にあったタンブラー選ぶようにしましょう。
特徴 | 用途 | |
---|---|---|
フタあり | 【フタの種類】 ・簡易的なフタ タンブラーにはめ込んだだけのタイプ。飲み口はスライドオープンやフリップタイプなど。 簡単にフタの脱着が可能。室内で使用する場合のホコリ除けにもなる。 ・スクリュータイプのフタ ひねって開け閉めするタイプ。しっかりフタが閉まるので、持ち運びに最適。 簡易的なフタより保冷・保温効果が高い。 タンブラー内の気圧でフタが外れたり、本体が破裂したりなどの危険性があるため、アルコールや炭酸飲料不可のタイプが多いのがデメリット。 最近ではフタ付きでも炭酸やアルコールを入れても OKなタンブラーも販売されているので、中に入れるものによってタンブラーを変える必要がある。 | ・持ち運び用 ・長い時間適温で飲み物を楽しみたい時 |
フタなし | ・すぐに飲み物を飲むことができる ・炭酸飲料やアルコールを入れてもOK | ・家やオフィス ・アルコールや炭酸飲料を飲む時 |
容量・サイズで選ぶ
ポイント3つめは容量・サイズ。容量が大きくなればタンブラーのサイズも大きくなります。容量200ml~500ml程度のタンブラーがよく売れています。
・容量200ml~350ml未満
容量200ml~350ml未満は飲みきりサイズ。休憩時間や気分転換したい時、食事のお供におすすめです。250mlは缶コーヒーのロング缶と同じ容量です。
・容量350ml~500ml未満
定番のサイズが容量350ml~500ml未満。持ち歩きや仕事のお供、ゆっくりリラックスしたい時におすすめです。
使い勝手が良いサイズで多くのコーヒーショップのLサイズやトールサイズに該当するのが350ml。マイランブラーを買う場合には350mlを目安にしましょう。
・容量500ml以上
大容量のサイズが容量500ml以上。たっぷり飲み物を入れることができるので、家で長時間の配信を見たり、キャンプなどのアウトドアに大活躍します。
タンブラー自体も大きくなるので、手が小さい人は片手で持ちにくい場合も。
デザインで選ぶ|おしゃれなタンブラーが人気
ポイント4つめはデザイン。タンブラーは形、色など様々なデザインのものが販売されています。
手に馴染むようにくびれている形や、手に持った時に滑りにくいように塗装加工されているものなど。カラー展開もステンレスの地色であるシルバー以外に、カーキやネイビーなどシックな色合いから、パステルカラーの柔らかい色合いまで揃います。台紙入れ替えタイプのタンブラーの場合、フルカラーでキャラクターが印刷されていたりなど、バリエーションが豊富です。
使い勝手が良くデザインもお気に入りのタンブラーを選ぶのは大切です。お気に入りのものは長く使うので愛着も増します。
タンブラーに関する よくあるFAQ
Q.保冷温機能はどのくらい持続しますか?
A.商品、環境や飲み物の量、フタの開閉回数によって異なります。
参考までに、ほしい!ノベルティで人気のフタ付きステンレス真空二重構造のタンブラーの平均保冷温機能は「保温効果/80度以上(1時間) 保冷効果/7度以下(1時間)」です。
Q.食洗器は使用できますか?
A.ほとんどのタンブラーで食洗器の使用は不可です。食洗器使用可能な商品もありますが、別途名入れ加工する場合は印刷面が劣化する恐れがあるため、手洗いを推奨しています。
Q.ほしい!ノベルティに依頼すると、包装の対応は可能ですか?
A.ほしい!ノベルティに掲載されているタンブラーのほとんどが包装対応可能です。(一部不可の商品がございます)
包装には別途料金が発生します。詳しくは下記ページをご覧ください。
Q.オリジナルの印刷をした場合、印刷面は剥がれますか?
A.日常的に使用する分にはすぐに剥がれることはありません。鋭利な物で削ったり、こすったり、強度の高い洗浄を繰り返すと剥がれる恐れがあります。
また、長期間使用していると、経年劣化による擦れ・剥がれが起こる場合があります。
Q.タンブラーのお手入れ方法を教えてください
A.下記ページをご参考ください。
長く使うためのタンブラーや水筒、
ステンレスボトルの洗い方 ページへ
まとめ
タンブラーの素材による特徴の違いや使用シーンは自分に合ったタンブラーを選ぶ際に重要です。また、記念品選びにも役に立ちます。ほしい!ノベルティでは形状、色、容量、価格、様々なタンブラーを販売しています。名入れが可能なので、オリジナルの印刷を施してノベルティ・販促グッズ、記念品を作成することができます。
※価格の変動や販売終了している場合がございます。
※商品の購入・印刷をご希望の際は「ほしい!ノベルティ」にて承ります。
長く使うためのタンブラーや水筒、
ステンレスボトルの洗い方ページへ
この記事で紹介した商品
2021年8月5日 公開 2024年5月29日更新