モバイルバッテリーの使い方｜容量や知っておきたい注意点も解説2022年9月15日 公開  2024年6月14日 更新

今や必需品となっているスマートフォン。外出先で充電残量が少なくなりヒヤヒヤした思いをしたことはありませんか？そんな時に大活躍するのがモバイルバッテリーです。

モバイルバッテリーは周年記念品や卒業記念品で選ばれることも多く、贈り物として人気のアイテムです。

この記事では必ず1つは持っておきたいモバイルバッテリーについて、使い方や容量、知っておきたい注意点などを解説していきます。

モバイルバッテリーとは？

モバイルバッテリーとは、充電をして繰り返し使用することが可能な持ち運びができる充電器です。
スマートフォンやタブレット、ゲーム機などのデジタルデバイスを電源のないところで充電ができます。

2021年総務省が実施した調査結果では、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末の世帯保有率は9割を超えているという結果が出ました。
デジタル化が進む現代、必需品といえるアイテムです。

参考：総務省｜令和3年版 情報通信白書｜デジタル活用の現状

モバイルバッテリーが役立つ4つのシーン

モバイルバッテリーが役立つシーンはどんなときでしょうか。
「モバイルバッテリーを持っていてよかった！」と感じるシーンを4つご紹介します。

外出先での急な充電切れに

仕事で長時間の外回り営業や、人と待ち合わせる外出にモバイルバッテリーを持っていると便利です。

外回り中に取引先に電話をしたり、営業先までのルートアプリで調べたりなどスマートフォンを使用する機会が多くある仕事で充電が切れてしまうのは死活問題。
モバイルバッテリーを持っていれば、外回り中に充電が切れてしまうかもと心配する必要がありません。

人との待ち合わせの際にも待ち合わせ場所に行く前にスマートフォンアプリで音楽を聴いたり、マンガを読んだりしていると充電残量が少なくなってしまうということもありがち。
いざ待ち合わせでちょっと遅れると連絡したいのにスマホの充電が無くなってしまうと大変です。

外出用のバッグにモバイルバッテリーを1個入れておくだけで、連絡ができない状態にならないように対策ができます。

旅行での長距離移動に

旅行での長距離移動の際には行先までの情報や観光スポットの情報などを調べることが多くあります。
道中にスマートフォンやタブレットで動画を見たり、ゲームをしたりなど暇つぶしのアイテムとして使用することも多いはず。

また、観光スポットでスマートフォンやタブレットで写真や動画を撮ることもあるでしょう。

旅行や長距離移動の際には普段よりスマートフォンやタブレットを多く使うので、充電はすぐになくなってしまいます。せっかくの旅行なのに、スマートフォンの充電を気にしながら行動するのは楽しさが半減してしまいますよね。

そんな時にモバイルバッテリーを持っていると、ストレスなく楽しい旅行ができますよ。

キャンプなどのアウトドアに

最近流行りのキャンプ。自然の中で過ごすアウトドアでは電気で充電することができません。

デジタルデトックスとしてアウトドアに行く人も増えているので、スマートフォンを触る機会は少ないかもしれませんが、いざという時の連絡や情報収集の手段としてスマホの充電は切らせたくないですよね。

念のためのアイテムとして、1個リュックに入れておくと安心です。

災害時のライフライン確保に

地震や水害などの災害が起きやすい日本。

停電になってしまった時には家にいてもスマートフォンを充電することはできないため、防災バッグに容量が大きいモバイルバッテリーを入れておくといざという時に役に立ちますよ。

モバイルバッテリーの使い方・充電方法

モバイルバッテリーの使い方・充電方法を紹介します。

モバイルバッテリーを充電

モバイルバッテリーからスマートフォンを充電

モバイルバッテリーを選ぶ時は容量がポイント

モバイルバッテリーを選ぶ際に重要なのがバッテリー容量です。
用途によってどの容量を選べばいいのか紹介します。

【2000mAh～】スマートフォンの急な充電切れの予備として

容量2000mAhはスマートフォンの急な充電切れの応急処置として役に立ちます。
使用しているスマートフォンの機種にもよりますが、満充電の一歩手前まで充電することが可能。
価格も安価で販売している商品が多く、形状もスティック型など小型で持ち運びが苦にならないデザインもあるので、普段の通勤・通学バッグのポケットや通勤時のシャツのポケットに入れておけば安心です。

2000mAh～のおすすめモバイルバッテリー

【4000mAh～】スマートフォンを約1回充電できる

容量4000mAhは少し遠出の外出のときにオススメです。機種にもよりますが、スマートフォンを1回満充電することが可能。
容量が大きくなるほどモバイルバッテリーのサイズも大きくなりますが、4000mAh程度の場合、薄型のカード型が主流です。

4000mAh～のおすすめモバイルバッテリー

【10000mAh～】タブレットやゲーム機を外出先で充電したい

容量10000mAhのモバイルバッテリーは外出先でタブレットやゲーム機を充電したい場合におすすめ。スマートフォンの満充電も約2回はできる大容量です。
旅行で長時間の移動の時に充電を気にせず動画やゲームをたくさん楽しめます。

10000mAh～のおすすめモバイルバッテリー

知っておきたいモバイルバッテリー3つの注意点

充電式モバイルバッテリーの多くはリチウム電池を使用しています。そのため、使用方法を間違ってしまうとトラブルが発生する原因にも。
モバイルバッテリーを安心・安全に使用するために知っておきたい注意点が3つあります。

【モバイルバッテリー3つの注意点】
・使用していなくても定期的に充電する
・高温多湿になる場所に置かない
・充電中はスマートフォンを操作しない

それぞれ詳しく紹介します。

使用していなくても定期的に充電をする

1つ目の注意点は「使用していなくても定期的に充電をする」こと。

モバイルバッテリーは使用する時にだけ充電をするという人も多いのではないでしょうか？
リチウム電池は使用しない間でも放電をする特性があります。
充電の残量が0％の場合でもエネルギーを出そうとしてしまう状態を過放電といい、モバイルバッテリーの劣化の原因になるため、長く使い続けるためには定期的に充電をするようにしましょう。

高温多湿になる場所に置かない

2つ目の注意点は「高温多湿になる場所に置かない」こと。

モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は熱に弱い特性があります。
真夏の車での移動でモバイルバッテリーを使う時、車の中に放置してしまうと爆発の原因に。

車から降りて移動する時には、モバイルバッテリーは必ず持って歩くようにしましょう。

充電中はスマートフォンを操作しない

3つ目の注意点は「充電中はスマートフォンを操作しない」こと。

モバイルバッテリーで充電中にスマートフォンを操作してしまいがち。
充電中はモバイルバッテリーもスマートフォンも熱をもちます。スマートフォンを使うことによってさらに熱を発し、バッテリー劣化の原因に。

緊急時以外には、モバイルバッテリーでの充電中にはなるべくスマートフォンを操作しないことをオススメします。

安全性確保について基準をクリアしたPSEマーク

まとめ

モバイルバッテリーの使い方や容量、知っておきたい注意点などを解説しました。

必需品のスマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスを、外出先で快適に使用するためにモバイルバッテリーは必要不可欠。
災害時にも役立つアイテムとして是非とも持っておきたいアイテムです。

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2022年9月15日 公開 2024年6月14日更新