ノベルティ用語集
あ
- アウトライン化
- 名入れ用データに含まれるテキストを Illustratorを使って線画データ(ベクター画像)に置き換える作業。この作業を行わないと、印刷時に文字化けを起こす場合があります。
- AS(アクリロニトリルスチレン樹脂)
- アクリロニトリルスチレン樹脂と呼ばれるプラスチックの一種。キズがつきにくく、耐熱性や耐衝撃性に優れます。
- 麻(あさ)
- 本来はアサ科の大麻草から作られた繊維の名称でしたが、現在では植物の茎から採取した繊維で織った生地全般を指します。ザラザラとした硬い手触りが特徴。通気性や吸水・吸湿性に優れ、非常に丈夫です。
- アソート(取混ぜ)
- 色や模様が異なる商品を詰め合わせた販売形態。「本体色取混ぜ」と表記された商品の場合、一般的に色や柄の指定はできません。
- アッセンブリー
- いくつかの部品にわかれた商品を組み立てる作業のことを指します。
- 網点(あみてん)
- 印刷でグラデーションを表現する細かい点。1色で写真を印刷する際などにもちいられます。点の密度が増すほど色は濃く見え、逆に密度が減ると薄く見えます。
- RGB(アールジービー)
- パソコンのモニター上で色を再現する赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色。光の三原色とも呼ばれています。パソコンのモニター上で名入れデータを作成した場合、入稿時に印刷に対応するCMYKに変換する必要があります。
- アルミニウム
- 耐久性や耐食性に優れた金属素材。熱を良く伝ええるという特徴から飲料用の缶やスポーツボトルの素材としても人気です。
い
- イラストレーター(Illustrator)
- 印刷業界で主に使われるAdobe社の画像編集ソフト。グラフィック、ロゴ、イラスト等の作成に広く使用されています。データの拡大、縮小、再編集が容易で、かつ劣化がないため印刷データの作成に最適です。また、一般的な入稿形式Ai、EPSデータの作成に使用されます。
- 色校正(いろこうせい)(実物校正)
- 印刷過程において、指定した色がイメージ通りに再現されているかを事前に確認する作業。「ほしい!ノベルティ」では見本画像によって事前確認をいただいておりますが、ご希望があれば実物によるイメージ確認も可能です(別途費用発生)。
- インクジェット印刷
- CMYKの4色のインクを霧状に噴射して、直接製品に印刷する手法。写真や繊細なグラデーションを美しく再現できます。
う
- 内のし(うちのし)
- のし紙の巻き方の一つ。品物に直接のし紙を巻き、その上から包装します。控えめに贈りたい場合や、輸送時ののし紙破れを防ぎたい場合におすすめです。別ののし巻き方法として、「外のし(そとのし)」があります。
え
- ABS(エービーエス)
- 合成樹脂の一種。耐衝撃性や耐摩耗性に優れています。軽くて見た目も美しいことから、文房具をはじめとしたさまざまな製品に使われています。なお、紫外線によって劣化するため、直射日光の当たる場所での保管は避けてください。
お
- 親骨(おやぼね)
- 傘や扇子の生地を支えている骨の名称。傘のサイズ表記はおおよそ親骨の長さによって決められます。
- オリジナルノベルティ
- 企業や店舗がお客様に配布する記念品。社名やロゴなどを入れたオリジナルなものを指します。
- オンス
- 重さの単位。1オンスは約28.3gで、「oz」と表記される場合もあります。生地の厚さを表す単位としても使われ、数字が大きくなるほど生地は厚くなります。キャンバスバッグやコットンバッグの生地厚の表記でもあります。
か
- 解像度(かいぞうど)
- デジタル画像の精細さを指します。単位はdpiで表現され、数値が大きいほど印刷の仕上がりが美しくなります。なお印刷に必要な解像度は一般的に300~350dpiが目安になります。
- 画像の埋め込み
- ロゴや写真などの画像を入稿データとして用意する場合、イラストレーター(Illustrator)を使って画像データを配置する必要があります。その際、画像データとIllustratorデータを一体化させることを「画像の埋め込み」といいます。別途、画像データを用意する必要がないので入稿トラブルの防止に役立つ反面、画像データを修正した場合、埋め込み作業を再度行なう必要があります。別の入稿方法として、「画像のリンク」があります。
- 画像のリンク
- ロゴや写真などの画像を入稿データとして用意する場合、イラストレーター(Illustrator)を使って画像データを配置する必要があります。その際、Illustratorデータと画像データをリンクさせることで表示させる手法を「画像のリンク」といいます。データが軽くなり、作業スピードが上がるというメリットがある反面、常にIllustratorデータと画像データを用意する必要があります。別の入稿方法として、「画像の埋め込み」があります。
- カートン
- 商品の輸送に使われる段ボール箱のことです。販売(発送)単位として使われる場合もあります。商品により1つの段ボール箱に入る数量は異なり、「1カートン〇〇個入り」などと表記されます。
- カートン割れ
- 一般的に注文はカートン単位が基本となることから、注文数量が最少ロットに満たない場合を「カートン割れ」と呼びます。
- 空押し印刷(からおしいんさつ)
- スタンプを押す要領で製品に名入れを行う加工方法。インクを使わず強く押し付けることで文字やロゴのカタチに凹ませます。ノートや手帳、革製品などに行うことで高級感を演出できます。
- カラビナ
- もともとは登山用具として開発された一部が開閉する金属製のリング。現在はキーホルダーなどにも使われる人気のノベルティアイテムとなっています。
- カラーモード
- 色を表す方法のこと。主なカラーモードにはテレビやパソコンなどのモニターで色を表現するR(赤)・G(緑)・B(青)と、紙などで色を表現するC(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K(ブラック)があります。また、白と黒の2色で表現するモノクロプリントはモノクロ2階調というカラーモードが使われています。
き
- キャラメル包装
- 両端を折りたたみ留める包み方です。 包装紙の使用量が少なくてすむため、持ち込み包装紙でなるべく節約したい場合におすすめです。
- キャンバス(キャンパス)
- 綿や麻でつくられる厚手の生地。帆布(はんぷ)ともいう。もともとは帆船の帆の素材だったことからこの名前がつきました。非常に丈夫でトートバッグなどの生地としても使われています。
け
- 化粧箱
- ノベルティを収納する外箱のひとつ。商品名などが印刷されていたり、表面加工がなされるなど、箱自体にデザイン性があるものを指します。
- 下代
- 商品の仕入れ価格のこと。卸値ともいいます。
こ
- 口径
- タンブラーやボトル、マグカップの飲み口の直径のことです。口径が広いと氷が入れやすく、洗いやすくりなります。印刷所では、印刷範囲の計算をするときに使う数値です。
- 校了(こうりょう)
- 文字校正や色校正を経て仕上がり確認が終了した状態。一般的には校了後にノベルティの印刷に入ります。
さ
- サコッシュ
- 大注目のショルダータイプの小型バッグ。ポリエステルなどのスポーティな素材とシンプルなデザインが特徴です。
し
- CMYK(シーエムワイケー)
- カラー印刷に使われるシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色。パソコンのモニター上で名入れデータを作成した場合、入稿時に印刷に対応するCMYKに変換する必要があります。
- シーチング生地
- 比較的太めの糸を使って織られた生地。シーツの素材として使われることが多く、柔らかくて通気性が良いという特徴があります
- ジュート
- 黄麻と呼ばれる繊維で織った生地。環境に優しい自然素材としても有名で、通気性や耐久性に優れています。
- 昇華転写印刷(しょうかてんしゃいんさつ)
- アイロンプリントのように、あらかじめ専用のシートに印刷したデザインを熱によって生地に転写する印刷方法。発色のよく、仕上がりが美しいという特徴がありますが、若干下地が透けるため、濃い色の生地では色が沈んでしまう場合があります。
- 上代
- 商品の小売価格のこと。定価、標準小売価格ともいいます。
- 書体
- 印刷などに用いるためにデザインされた字体。和文には、明朝体・ゴシック体・楷書体などがあり、欧文にはローマン・イタリックなどがあります。なお、フォントは数字や記号、大文字・小文字など、各書体一式を指す言葉でしたが、現在では書体と同じ意味で使われます。
- シルク印刷
- シルク印刷は絹(シルク)の布を版材に使った印刷方法です。現在、版材は絹ではなくナイロンやテトロンなどが主流です。
版の網目からヘラを使ってインクを押し出して印刷します。インク量を調節できるため、インクが染みやすい素材への印刷も可能です。
- 白箱
- ノベルティを収納する外箱のうち、デザイン性のない真っ白な箱。無地箱ともいいます。
- 真空二重構造(しんくうにじゅうこうぞう)
- 一般的な二重構造が壁と壁の空間に空気があるのに対し、空間がほぼ真空状態になっている真空二重構造は、より高い保温・保冷効果を有しています。
す
- ステンレス
- クロムやニッケルと含んだ合金。非常にサビにくいことから、カップやタンブラーなどの素材として用いられています。
せ
- 成型線
- 商品を作る際、2つの金型を合わせて材料を流し込み形を作ります。その際のつなぎ目のことを言います。
そ
- 外のし
- のし紙の巻き方の一つ。贈り物を強調したい時や持参して手渡する場合は、包装後にのし紙を巻きます。
た
- 台紙印刷
- 台紙とは袋入り製品などで、中身を固定するために同封する厚紙のこと。製品だけでなく、台紙に印刷を施すことで、よりオリジナリティの高いノベルティが製作できます。また、台紙入れ替えタイプのタンブラーでは台紙印刷によって、より手軽にオリジナルタンブラーが製作できます。
ち
- 彫刻版
- 厚手の紙などに浮き上げ(エンボス)加工を施す際に使用する版のこと。金属製の版を機械で削り上げ製版します。
細かいデザインや深くエンボスをかけたいとき向けの版です。製版に時間がかかるため、腐食版に比べ費用がかかります。
て
- DIC(ディック)
- 特色インクおよび特色インクを指定するカラーナンバー。色の指定は「DIC〇〇番」などと表します。同類のものにPANTONEがあります。
- デザインパターン
- 書体や飾り罫を組み合わせたデザインのテンプレート。名入れに際し、書体、カラー、飾り罫など、あらかじめ決められたデザインの中から好みに合わせて選ぶことができます。
- データ配置料
- 印刷機に商品をセットし、印刷する場所へのデータの配置や出力テストをするフィッティング作業費です。 (レーザー彫刻、インクジェット印刷、転写印刷、台紙印刷にかかる費用)
- デパート包装
- 祝事や仏事など、フォーマルなシーン向けの包み方です。百貨店などで見かけると思います。 斜め包み、百貨店包み、回転包みとも呼ばれています。
- 転写印刷
- 転写シートにプリントした絵柄を熱プレスする印刷方法です。エコバッグやマグカップなど、インクジェットでは対応しにくい素材や形状にフルカラー印刷ができます。
と
- 特色印刷
- 通常、印刷ではCMYKの4色を掛け合わせることでさまざまな色を表現しますが、掛け合わせでは再現しづらい色はあらかじめ調色されたインク(特色)を使って印刷します。
- 取混ぜ(アソート)
- 色や模様が異なる商品を詰め合わせた販売形態。「本体色取混ぜ」と表記された商品の場合、一般的に色や柄の指定はできません。
- トレース
- がたついたり、きれいに印刷ができない入稿データをなぞりなおす作業です。パス化ともいいます。Adobe Illustrator上で作業をします。
な
- 中骨
- 扇子の部位。両端にある太い骨(親骨)に挟まれた細い骨を指します。
に
- 二重構造
- ステンレス製の水筒やタンブラー、マグボトルなどに採用される断熱構造です。ボトルを内瓶と外瓶からなる二重の構造にすることで、壁と壁の間の空気が断熱層の役割を果たし、保温・保冷効果を高めてくれます。
※真空層ではないため、「真空二重構造」とは異なります。
- 入稿(にゅうこう)
- ノベルティに印刷する名入れ用のロゴや画像データなどを提出すること。印刷方法によって入稿データの作成方法が異なります。
の
- ノベルティ
- 企業や店舗がお客様に配布する記念品の総称。既成の製品に名入れを行う場合と、一からオリジナル品をデザインする場合があります。
は
- 箔押し印刷(はくおしいんさつ)
- 熱と加圧によって箔を転写する名入れ方式です。革製品や紙製のノートの表紙などに箔押しをすることで他の印刷方法では表現できないきらびやかさが特徴です。
- パッド印刷
- インクをシリコンパッドに転写し、スタンプのように押しつける印刷方法。ボールペンなどの小さい製品にも細かな絵柄が表現できます。
- バリ
- 商品を成型する際に出来る不要な突起を言います。
- 版代(はんだい)
- 印刷に必要な版を製作する際に発生する費用。1色印刷の場合は1版分、オンデマンド印刷やインジェット印刷以外のフルカラー印刷の場合は4版分の費用がかかります。なお、版代は印刷方法によって異なります。
- PANTONE(パントーン)
- 特色インクおよび特色インクを指定するカラーナンバー。色の指定は「PANTONE〇〇番」などと表します。同類のものにDICがあります。
- 帆布(はんぷ)
- 綿や麻でつくられる厚手の生地。キャンバス地ともいいます。もともとは帆船の帆の素材だったことからこの名前がつきました。非常に丈夫でトートバッグなどの生地としても使われています。
ふ
- フォトショップ(Photoshop)
- 印刷やデザイン分野で標準となっているAdobe社の画像編集ソフト。主に写真の合成や色味の調整などに使われています。簡単な画像の拡大縮小や、不要な部分の削除といった高度な加工までできるので、幅広く活用されています。解像度が高ければ印刷用データの編集も可能です。PSD、EPS、PNG、JPGなど様々な保存形式に対応しています。
- フォント
- 印刷などに用いるためにデザインされた字体。和文には、明朝体・ゴシック体・楷書体などがあり、欧文にはローマン・イタリックなどがあります。本来は数字や記号、大文字・小文字など、各字体一式を指す言葉でした。
- 腐食版(ふしょくはん)
- 厚手の紙などに浮き上げ(エンボス)加工を施す際に使用する版のこと。金属版を特殊な薬剤にひたし、製版します。低コストで制作できる反面、耐久性が低く、彫りが浅いため細かいデザインには不向きです。
- 不織布(ふしょくふ)
- 繊維を織らずに接着剤で結合させたフェルト状の布です。原材料には綿や麻などの天然素材のほか、レーヨンやPETなどの化学繊維も使用されます。丈夫で、水にも強いという性質を持ちます。
- フリクション
- パイロットコーポレーションが販売する消せるボールペンのブランド名。温度変化によって無色になるインクが用いられ、後部の専用ラバーで擦ることで発生する摩擦熱で文字を消します。
- プレミアム
- ノベルティが無料配布の販促アイテムであるのに対し、プレミアムは購入者への特典アイテムを指します。
ほ
- PU(ポリウレタン)
- ポリウレタンと呼ばれる化学繊維。合成皮革に加工されるなど、さまざまな素材と組み合わせられる。軽くて丈夫という特徴があります。
- ポリエステル
- 耐熱性や弾力性に優れた非常に丈夫な化学繊維。軽くてシワになりにくいという特性もあります。
- PVC(ポリ塩化ビニル)
- ポリ塩化ビニルと呼ばれるプイラスチック素材。耐熱性が高く燃えにくい。バッグ類などの柔らかい製品の素材として一般的です。
- PP(ポリプロピレン)
- プラスチックの一種。およそ140℃という高い耐熱性能を持っていることから電子レンジ対応容器などにも使用されます。
み
- 水引(みずひき)
- 贈答品に結ばれる赤や白などの紐。用途によって色や結び方が異なります。現在では、水引やのしを一枚の紙に印刷した「のし紙」を用いるのが一般的です。
む
- 無地箱
- ノベルティを収納する外箱のうち、デザインのない真っ白な箱のこと。白箱ともいいます。
ゆ
- USBポート
- USB端子を差し込む差込口のこと。パソコンやモバイルチャージャー、プリンターなどに備えられています。各機器をつなげるため広く使われており、USBポートの不足を解消する「USBハブ」の人気が高まっています。
- 油性インク
- プラスチック、金属など、表面が硬くインクの染みこまない素材に使用するインク。発色がよく、多色刷りに向いています。一方高い熱をかけないとインクが定着しないため、専用の機械が必要です。また、油性インク独特のにおいがあり、布地への印刷では匂残りがするためあまり向いていません。
- ユニバーサルデザイン
- 言語、文化、国籍、年齢、性別の違いや障害の有無によらず、だれにでも使いやすいデザインをした設計のこと。「どんな人でも公平に使えること。」「使い方が簡単で自明であること。」など、7つの原則があります。
れ
- レーザー彫刻
- 商品にレーザー光を照射することで、木や金属、アクリル等の表面を焦がし、文字や絵を彫刻する方法です。
ろ
- ロット
- 数量をあらわす単位。注文いただける最小個数を最小ロットと呼びます。