コットン・キャンバストートバッグへの印刷について2020年10月1日 公開  2024年5月1日 更新

コットン・キャンバストートの印刷は、1色印刷・2色印刷・フルカラー印刷が可能です。1色印刷・2色印刷の場合はシルク、フルカラー印刷の場合は転写やインクジェットで印刷加工をしていきます。

コットン・キャンバストートバッグへの印刷の種類

シルク印刷 ~バッグやノートなど広範囲な印刷~

トートバッグ シルク印刷のサンプル画像

一般的にシルクスクリーン印刷・シルク印刷と呼ばれる印刷方法です。
広い面積に印刷できるため、バッグやノートなどの平面で印刷面が広いノベルティに使用します。インク量を調節でき、インクの染みやすい布素材や、紙・ガラス・金属・プラスチック製品など
幅広い素材に印刷が可能です。1色印刷だけでなく、2色の多色印刷も可能です。

転写印刷 ~はっきり、くっきりフルカラー~

トートバッグ 転写印刷のイメージ画像

転写印刷は転写シートにフルカラープリントし、ノベルティに熱プレスする印刷方法です。絵柄の周りに1mm の白フチがつくタイプと透明フチのタイプがあります。
バッグの布地の色や生地の風合いの影響を最も受けにくく、デザインの再現性にこだわりたい方にお勧めの印刷方法です。

インクジェット印刷 ~ふんわり柔らかな仕上がり~

トートバッグ インクジェット印刷のイメージ画像

生地に直接インクを吹きかけるバッグインクジェット印刷は、生地の風合いを活かした柔らかい仕上がりが特徴です。パキッとした色味ではなく、ナチュラルな仕上がりをご希望の方におすすめ。
インクジェット印刷には、事前に白インクを引き、 生地色がデザインに反映されにくする「白引き印刷」と、生地の風合いを生かす「白引きなし印刷」があります。

シルク印刷 生地の厚みによる印刷出具合の違い

シルク印刷やインクジェット印刷はバッグの生地に直接印刷するため、生地の影響を受けます。
薄手の生地(シーチング~5oz程度のバッグ)は糸が細く、その分生地の目が細かいので、厚手のものに比べて印刷ののりがキレイという特徴があります。
一方、厚手の生地(6oz~14oz程度のバッグ)は、太い糸を使用しているため、印刷面に凹凸ができ、それによって細かな文字がかすれやすくなります。それもまた「印刷の味」になります。

シルク1色印刷、フルカラー転写印刷、インクジェット印刷をしたトートバッグ コットンバッグの参考画像
左から、シルク1色印刷、フルカラー転写印刷(白フチあり)、フルカラーインクジェット印刷(白引きあり)、フルカラーインクジェット印刷(白引きなし)

シーチング(3.5オンス)コットントートへのシルク印刷

シーチング生地は細い糸で織られているため、印刷面がフラットで、細かな文字でもクリアに印刷できます。

シルク印刷1色 シーチング生地に印刷した画像

10オンス キャンバストートへのシルク印刷

10オンスはシーチングに比べ織り糸が太く、凹凸によるカスレが出ないよう版に強めの圧をかけてインクを押し出すため、文字や線などが若干太ります。

シルク印刷1色 10オンス生地に印刷した画像

14オンス キャンバストートへのシルク印刷

14オンスは最も厚みのある生地になるため、10オンスよりやや文字や線が太ります。

シルク印刷1色 14オンス生地に印刷した画像

※シルク印刷の詳細はこちら

コットントートへのフルカラー転写印刷とインクジェット印刷の比較

同じフルカラー印刷でも、転写印刷とインクジェット印刷では仕上がりや印刷方法、印刷料金が異なります。
こちらでは2つの印刷方法の違いを解説していきます。

バッグインクジェット印刷・バッグ転写印刷の違い

  バッグインクジェット印刷 バッグ転写印刷
印刷見本 バッグインクジェット印刷イメージ バッグ転写印刷イメージ
印刷内容 データ化されたデザイン原稿をそのままノベルティにインクジェットプリントする印刷方法です。 転写シートにフルカラープリントし、ノベルティに熱プレスする印刷方法です。
素材対象 コットンバッグ・キャンバスバッグ・シーチング素材のバッグで、15オンス程度のもの コットン・ポリエステルなどの各商品が対応。保冷バッグ・折りたたみバッグなど一部の商品は非対応です。
印刷代 165円~320円
データサイズによって価格が変動します。
173円~293円
データサイズによって価格が変動します。
納期 校了(印刷原稿確認)後 2週間半~3週間 校了(印刷原稿確認)後 3週間
ロット 最低ロットは、30個以上からとなります。 最低ロットは、30個以上からとなります。

バッグインクジェット印刷の注意点

 

白いベタ面があるデザインはインクムラが出やすくなります。
『バッグインクジェット印刷』は素材の風合いを活かした印刷方法のため、本体色の影響を受けやすいです。
くっきりと印刷したい場合は、『バッグ転写印刷』をおすすめします。

バッグインクジェット印刷 インクムラの参考画像

まとめ

多彩な印刷方法が魅力のエコバッグ・トートバッグの印刷について詳しく解説しました。いかがでしたでしょうか。ぜひユニークで素敵なノベルティグッズの制作にお役立てください。
ほしい!ノベルティでは経験豊富なスタッフが、デザインや商品のご相談・ご質問にお答えしております。ぜひお気軽にご相談ください。

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2020年10月1日 公開 2024年5月1日更新

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Shin

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