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コットン・キャンバストートバッグ生地の厚み、オンスについて

コットン製のトートバッグはオンス(oz)という重さの単位で厚みを示します。
1オンスは1平方ヤードに対して約28gです。一般的に平織りで作られています。
薄い生地はシーチング地(4oz前後)、厚みのある生地はキャンバス地(6~14oz程度)と呼びます。

生地の厚さを表す単位「オンス」

トートバッグでは、生地の厚さを「オンス(oz)」という単位で表記し、数字が大きいほど生地は厚くなります。
もともとは重さを表す単位(1オンス=28.35g)ですが、生地では1平方ヤード(1ヤード=0.914m)あたりの重さを厚さの単位として使っているのです。

コットントートとキャンバストートの厚さ違いグラフ

コットン・キャンバストートバッグ 生地厚さの種類

シーチング | 3~5オンス(oz)

リーズナブルな価格帯のコットンバッグはほぼシーチング生地になります。
イベントや展示会でのA4サイズのカタログ・資料入れとして配布するのに最適です。薄手なので、少々透け感があります。

シーチング地 生地 シーチング地 透け感

6オンス(oz)

シーチングは濃い色が若干透けるため、中身が透けないようにしたい場合はこちらがお勧めです。
イベントや展示会の資料入れ、習い事のサブバックなど、幅広く使用していただけます。

キャンバス | 8オンス(oz)

シーチングよりも厚みのあるコットン素材です。
10オンス以上のバッグよりも生地に柔らかみを感じられ、扱いやすいのが特徴です。
明確な定義はありませんが、ほしい!ノベルティでは8オンス以上を総称してキャンバスと呼んでいます。

キャンバス地 8oz

キャンバス | 10オンス(oz)

キャンバス地(帆布/はんぷ)と呼ばれる厚みのある丈夫な生地です。
バッグ、エプロン、アートキャンバスなどさまざまな製品に利用され、日常使いのファッションアイテムとしても人気です。

キャンバス地 10oz

キャンバス | 12オンス(oz)

最も一般的な厚みのキャンバス地です。
12オンスのバッグはポケット付き、サコッシュタイプ、ツートンカラーなど種類が豊富なのも魅力。
デリショップやアパレルショップのノベルティなど街で見かけるキャンバスバッグは12オンスが多いです。

キャンバス地 12oz

キャンバス | 14オンス(oz)

厚みがしっかりあるキャンバス地です。
ざっくりとした風合いが特徴で、アウトドアやピクニックなどハードに使う場面のグッズにお勧めです。
丈夫なので、容量の多い大きめのバッグにも採用されています。

キャンバス地 14oz

コットンバッグ・トートバッグの生地厚さ 解説動画

コットンバッグ・トートバッグの生地の厚さをわかりやすい動画にしました。
写真では伝わりにくい風合いや生地のハリ感の参考にご覧ください。
(動画提供:イディアス YouTubeチャンネル)

シーチング(3.5オンス)コットントートの生地の厚み

動画提供:イディアス YouTubeチャンネル

シーチング(5オンス)コットントートの生地の厚み

動画提供:イディアス YouTubeチャンネル

10オンス キャンバストートの生地の厚み

動画提供:イディアス YouTubeチャンネル

12オンス キャンバストートの生地の厚み

動画提供:イディアス YouTubeチャンネル

14オンス キャンバストートの生地の厚み

動画提供:イディアス YouTubeチャンネル

コットンとキャンバストート オンス(oz)による透け感の違い

オンス数が低い=生地が薄いとバッグの中身が透けることがあります。
薄手シーチング生地に入れた表紙の色が濃いカタログや冊子は、やや透けて見えます。
薄手のバッグは扱いやすくコンパクトにたためるメリットがありますが、
「中身が見えないようにしたい」場合は8oz以上のやや厚めのキャンバストートバッグをおすすめします。
実際のバッグに厚紙をいれてみました。

シーチング(3.5オンス) TR-0102 コットンバッグ(M)

シーチングは薄い生地のため、赤、緑、黄等の濃色は透けます。

シーチング(3.5オンス)コットンバッグ透け感の参考画像

5オンス TR-0913厚手コットンマチ付きトート

5オンスは3.5オンスに比べるとやや透けにくくなりますが、まだまだ中が見えます。

5オンスコットンバッグ透け感の参考画像

10オンス TR-0752キャンバスディリートート(ML)

10オンス以上になると生地にしっかりとした厚みとハリがあり、ほぼ中身は透けません。

10オンスキャンバストート透け感の参考画像

コットントートとキャンバストートの呼び方の違いは生地の厚み

コットントートとキャンバストートの違いは生地の厚みです。生地の厚みの差は、使う糸の太さによって変わります。綿糸を使ったものですと、3~7オンスのトートはコットントート。8オンス以上の厚みのあるトートをキャンバストートと区別しています。
※基準は統一されていないため、メーカーによって表記に若干違いがあります。
薄手の生地は糸が細く、その分生地の目が細かいので、厚手のものに比べて印刷ののりがキレイという特徴があります。一方厚手の生地は太い糸を使用しているため印刷面に凹凸があり、そのため細かな文字がかすれやすくなります。

“シーチング”とは

コットンバッグ・トートバッグ中でも最も種類や販売量が多く、安価なのがシーチング生地のバッグです。メーカーによって多少違いはありますが、3~5オンスの薄手トート厚さをシーチングと呼んでいます。

バッグの中でシーチングは厚みの1種として表記されていますが、本来は織り方を指します。
シーチング(sheeting) の名前の由来は、シーツのような寝具に使用されていたことからついた“平織(ひらおり)”生地の呼び方です。
平織とは、交互に経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を織る織り方です。

コットン生地平織のイメージ画像