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トレースについて
画像トレースとは?
トレースとは、画像を元に絵柄をなぞり、デジタルデータに変換することです。
解像度の低い画像や、手書きのイラスト、写真などを、印刷に適したベクターデータに変換します。主なトレース方法は、illustrator機能の『無料ライブトレース』と、画像をillustratorのペンツール機能でなぞる『手動トレース(有料)』の2種類です。
トレースされたベクターデータは、輪郭線もくっきりと綺麗に印刷することができます。
こんな時にトレースが必要です
ラスターデータ(画像データ)をご入稿の場合、印刷に適したデータに直すため、条件によって『トレース作業』が必要です。トレース作業によってベクターデータ(illustratorデータ)に変換します。
条件① 解像度が低い・画像がぼやけている
解像度が印刷に適していない場合はトレースが必要です。
トレースをする時は初めにPhotoshopである程度、解像度を高くし、その後illustratorでデータを開いてライブトレース機能を使います。(※解像度とは、画像を表現するピクセルの細かさのことです)
シルク・パッド印刷なら実寸600dpi以下の解像度、フルカラーなら、実寸で150%くらい拡大して画質が粗く見えるものが対象です。
1色、箔押し空押し、レーザー印刷の場合
・解像度が低く、がたがたしている
⇒トレース処理が必要です。※著しくデータが粗い場合、ご対応できない場合もございます。
フルカラー 印刷の場合
・解像度が低く、がたがたしている
⇒データとして使用することができないため、解像度の高い画像をお探しいただく必要があります。
条件② 画像が印刷サイズよりも小さい
解像度が低くなくても、印刷したいサイズより画像が小さい場合は、トレース処理が必要な場合があります。元々小さい画像を、印刷サイズまで拡大してしまうと、データが粗くなってしまうからです。
条件③ 画像に細かい文字が入っている
細かい文字はつぶれてしまう事が多いため、似たような書体で打ちなおす場合があります。例えばカタカナより漢字の方が隙間が狭いのでつぶれやすくなります。書体によっても読みにくさが異なるので、打ち直すかどうかはスタッフが判断し、ベストな方法をご提案いたします。
※文字打ち直しは1パターン無償で対応しております。(2パターン目以降は1回1100円(税込)
打ち直しの書体は原則弊社で保持している書体を利用しますので、全く同じ書体にならないことがございます。予めご了承ください。
トレースの作業費について
illustrator機能の
『ライブトレース』
無料
画像をなぞる
『手動トレース』
5,500円(税込)~
画質が悪すぎなければ、無料のライブトレースで対応しています。
ライブトレース機能だと形が変形してしまったり、つぶれが発生してしまう場合は、有料の手動トレースでご対応しています。
なるべく画質の良いデータをお探しいただけると、費用を押さえてノベルティ製作ができます。
スタッフもできるかぎり追加費用の掛からない方法を考え、ご提案いたしますのでご安心ください。
事前にどちらのトレース方法になるかのご相談も受け付けております。
お問い合わせフォームまたは見積依頼フォームにお手持ちのデータをアップロードし、お送りください。
トレースのサンプル例
無料トレースで対応
解像度の低い画像をトレース
解像度が低く全体的にぼやけた元データを、トレース機能で調整。jpgやpngの画像ファイルを印刷データに変換しました。
解像度の低い画像をトレース/文字打ち直し
トレース機能で調整、文字部分のみ類似書体で打ち直ししています。※印刷時に印刷色を反映するため、データ上は黒にします。
フルカラーの画像を1色に変換/トレース
1色印刷の場合、フルカラー画像のままだと対応できないため、1色に変換します。変換時のガタつきをトレース処理します。
手描きのデザインをトレース
シンプルな手描きデータであれば、無償トレースでデータ化できます。データ作成サービスについてをご確認ください。
有償トレースで対応
撮影された画像を調整/編集/トレース
お客様元にある過去の制作物を撮影し、ご入稿いただくケースです。まず「グレースケール」でモノクロ化し、不要な影や線を消込します。その後、トレース処理で線を滑らかに整え印刷データに変換します。難しい作業のため、元画像はなるべくはっきりと撮影されたものをお送りください。
解像度の低いフルカラーの画像を調整/編集/トレース
解像度の低いフルカラーの画像を1色印刷用に変換します。元がぼやけた画像のため、有償トレース対応となります。隣り合わせた色同士を塗りつぶすかヌキにするかの判断も必要です(スターマークの部分)。ご入稿時に指定をしていただくと、スムーズにデータ調整ができます。
フルカラーの画像を調整/編集/トレース
グラデーションがあり、隣り合わせた色の調整が必要な画像を1色印刷用に変換します。モノクロ化したあと、丸枠部分の色味を反転させています。さらに、内側の丸く細い線を消し込む作業をしています。
解像度の低い画像を調整/編集/トレース
お客様元にある過去の制作物を撮影し、ご入稿いただくケースです。丸、三角、四角で構成されたデザインだったため、図形の書き直し処理でトレースをしています。文字部分もそのままだとガタつきが目立つため、類似書体で打ち直しをしています。
よくある質問
- データを持っていなくても印刷デザインを作成できますか?
デザインソフトやデザインを作る環境がありません。どうしたら良いでしょうか。 - 「デザインシミュレーター」を使えば、PC・スマホから誰でも簡単にデザインデータを作成できます。
無料で使える300種類以上のスタンプやデザインパターンを豊富にご用意しています。
また、データ作成サービスでご希望の文言テキスト・書体・印刷色をご指定いただければ、弊社で無料デザインデータを1点作成いたします。デザインソフトが無くても安心してご依頼ください。 - デザインの作成(データ作成サービス)はどうやってお願いすればいいですか?
- お見積/ご注文依頼フォームより「ロゴや写真」「イラスト」のアップロードができます。
文字うちをしたい場合は、「名入れ内容(印刷する文字)」「書体、デザインテンプレート使用の有無」「印刷色」をお選びください。
レイアウトや名入れサイズ感のご希望があれば、「ご要望・ご質問欄」にご入力ください。
最適な仕上がりになるようコーディネートいたします。
詳しくはこちら⇒データ作成サービス - 印刷用のデータやロゴデータを送りたいのですがどうすればいいですか?
- お問合せ/見積/注文の各フォームから添付してお送りください。
※50MB以上のデータはファイル転送サービスをご利用ください。
発注前にご自身で簡単にデザイン作成・WEB上で入稿まで完了できる「デザインシミュレーター」もございます。
画像のロゴでも自動で切抜きできるので、名入れイメージがその場ですぐ作れます。ぜひご活用ください。
デザイン・入稿データについて
他のデザイン作成方法と比較したい
選べるデザイン方法デザイン・入稿データについて
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選べるデザイン方法気軽にデザインしてみたい
デザインシミュレーターデータ作成はおまかせしたい
データ作成サービスこだわりデザインで入稿したい
完全データ入稿